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セイコーエプソン株式会社とPhilipsは、プロジェクタのキーモジュール分野で提携。その成果の1つとして、ゲーム機やデジカメなどとの接続を想定した、小型/スタイリッシュな液晶プロジェクタのリファレンスデザインを共同開発すると発表した。 リファレンスデザインのコンセプトは「ゲームやデジカメ、PDA、MP4プレーヤーを大画面で楽しめるもの」(Philipsデジタルプロジェクション マーケティング担当副社長 ネイ ・コーシノ氏)だという。 このリファレンス機を開発するために、エプソンは新しい0.47型、解像度800×600ドットの高温ポリシリコンTFT液晶パネル「L3P04S」シリーズを開発。画素ピッチは12μm、開口率は71%で、従来の0.55型モデル(L3P05Sシリーズ)の14μm、48%から向上している。 フィリップスはランプシステム「Ujoy」を担当。出力50Wのランプとドライバーで構成されており、ランプの外形寸法は43.5×64mm(直径×奥行き)、ドライバーは70×36×26mm(縦×横×高さ)と、いずれも小型なのが特徴。総重量も115gに抑えられている。
これらを組み合わせることで、「明るさと彩度のベストなバランスと、個人ユースに求められるコンパクトさを両立できる」(エプソン)としている。
□セイコーエプソンのホームページ
(2007年6月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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