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パナソニックシステムソリューションズ社は、CATV用のセットトップボックス(STB)の新モデルとして、別売のHDD録画ユニットを追加できる「TZ-DCH520」と「TZ-DCH820」の2モデルを9月に発売する。価格はどちらもオープンプライス。CATV事業者向けに販売される。 TZ-DCH500/505/800の後継モデル。「TZ-DCH520」は標準モデル、「TZ-DCH820」はOFDMチューナを内蔵したモデル。それ以外の主な仕様は共通となっている。 HDDは内蔵していないが、9月発売の専用外付け250GB HDDレコーダー「TZ-HDD250」(オープンプライス)が接続可能。接続はi.LINKで行ない、コピーワンスコンテンツの録画が可能。250GB HDDを内蔵した6月発売の「TZ-DCH2800/DCH2810」の基本性能を踏襲しており、EPGからの予約や再生ナビ、追っかけ再生なども利用できる。 既発売のTZ-DCH2000/2800/2810にも接続可能。内蔵HDDに増設する形で利用でき、コピーワンスコンテンツをHDDユニットにムーブできる。なお、1台のSTBに2台までのユニットが増設でき、直接録画、またはムーブした番組は、他のSTBにTZ-HDD250をつなぎ変えても再生できる。 TZ-DCH520/820とTZ-DCH2000/2800/2810に付属する「新・らくらくリモコン」には、HDD用ボタンが設けられており、録画/再生、巻き戻し/早送り、30秒スキップなどの操作が可能。 なお、2004年3月発売の「TZ-DCH500」とも接続できるが、D-VHSモードのみの接続となり、追っかけ再生などディスクモード特有の機能は利用できない。また、DCH500付属のリモコンには再生/停止、30秒スキップなどのボタンが無いため、GUIからそれらの操作を行なうことになる。
HDDユニットのデザインは、TZ-DCH520/820との統一感を考慮した光沢ブラックパネルを採用。TZ-DCH500/520/820と並べて設置すると、HDD内蔵型の「TZ-DCH2000/2800/2810」と同じサイズになるという。 TZ-DCH2800/DCH2810から新たに追加された機能として、子供に見せたくないチャンネルなどを視聴制限に関わらずチャンネル単位でスキップできる機能や、オフタイマー機能を備えている。
HDMI端子も搭載。VIERA Linkにも対応しており、STBの電源ON/OFFと連動してテレビの電源をON/OFFするなどの連携を実現している。
□パナソニックシステムソリューションズのホームページ
(2007年6月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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