JEITA、2007年5月の電子機器国内出荷を発表 －6ヵ月ぶりの前年比減。映像機器も10ヵ月ぶりに減少

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、2007年5月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比99.4%の2,041億円で、6ヵ月ぶりの前年比減となった。

国内出荷実績推移(金額) 出典：電子情報技術産業協会電子統計委員会

　映像機器の国内出荷金額は、前年同月比93.0%の1,288億円で10ヵ月ぶりのマイナス。音声関連機器は、同105.8%の147億円で再びプラスへと転じた。

　カラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比99.3%の60万5,000台で、4ヵ月ぶりのマイナス。CRT、液晶、PDPの構成比は7.7%、81.2%、11.1%で、液晶の割合が8割を上回った。

　液晶は10型以上の出荷台数が前年同月比119.8%の49万台。37型以上は同142.6%の11万1,000台。

　PDPの出荷台数は6万7,000台、同116.2%で22ヵ月連続の2桁増。うち、43型以下がPDP全体の85%を占める。

　DVDビデオは39万9,000台、前年同月比84.4%と12ヵ月連続のマイナス。DVD録再機のうち、9割以上を占めるHDD内蔵型は19万7,000台、同76.8%で4ヵ月連続のマイナス。再生機は同100.6%で2ヵ月連続の前年比増と好調。

　ビデオカメラは前年同月比79.6%の6万9,000台で、3ヵ月連続のマイナス。

　デジタルオーディオプレーヤーは前年比113.1%の35万1,000台で3ヵ月連続のプラス。そのうち約9割弱の30万5,000台がフラッシュメモリ搭載型となる。

　カーナビは35万1,000台、前年同月比118.1%で7ヵ月連続の前年比増。HDDタイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は63.7%、36.2%。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/shipment/2007/ship_05.htm
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－オーディオプレーヤーとDVD再生機がプラス
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070419/jeita1.htm

( 2007年6月22日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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