Wolfson、デジタルカメラ向けオーディオコーデック －ノイズフィルタやビデオバッファ搭載

6月26日発表

　英Wolfson Microelectronicsは26日、デジタルカメラ用のオーディオコーデック「WM8941」を発表した。サンプル出荷は既に開始している。

　4×4×0.75mm(縦×横×厚さ)のチップに、モノラルのオーディオコーデックやビデオバッファ、スピーカードライバを統合した製品。「超小型のデジタルカメラにも搭載可能」としている。

　ADCパス内にウィンドノイズのフィルタや、4つのプログラマブルなノッチフィルタを搭載。モーター音などのノイズを抑制して高品質な録音を可能にするとしている。

　また、ビデオバッファを内蔵。デジタルカメラのテレビ出画機能を実現できる。そのほか、サードオーダーローパスフィルタにより、フィルタリングされていないビデオDAC出力からの不要な画像の除去が可能。

　動作電圧は2.5～3.6V(デジタルの場合1.71V)。チップ各部をソフトウェア制御で個別に停止することも可能となっている。

□Wolfson Microelectronicsのホームページ(英文)
http://www.wolfson.co.uk/
□ニュースリリース
http://www.wolfsonmicro.jp/whatsnew/press/press/PI242/

( 2007年6月26日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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