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松下電器産業株式会社は、世界で初めて、SDメモリーカードスロットと8cm DVDドライブを搭載し、両記録媒体に1,920×1,080ドットのMPEG-4 AVC/H.264動画記録が可能なSD/DVDハイブリッドムービー「HDC-SX5」を8月25日に発売する。4GBのSDHCカードを同梱。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15万円前後の見込み。
4月に発売されたDVD記録型のAVCHDカム「HDC-DX3」の後継モデル。最大の特徴はDVDドライブに加え、8GBのSDHCまでサポートするSDカードスロットも備えたこと。フルHD解像度のMPEG-4 AVC動画を、AVCHD形式でSDカード、もしくはDVDメディアに記録することができる。
また、本体のみでSDカードからDVDへのコピーが可能。SDカード内の全ての動画をコピーする以外に、本体内でカット編集が可能で、選んだシーンのみをコピーする「選択コピー」も可能。DVDへダビングする際はAVCHD形式で書き出すため、対応するBlu-ray DiscレコーダやPS3などでも再生できる。
SDカードへの記録時には、1,920×1,080ドット/約13Mbpsで記録する「HGモード」と、1,440×1,080ドット/約9Mbpsの「HNモード」、同解像度で約6Mbpsの「HEモード」を用意。4GBカードの場合HGモードで約40分、8GBでは約1時間20分の撮影が可能。8cm DVDでも同様の3モードを用意するほか、SD解像度/MPEG-2での録画も可能。XP/SP/LPモードを用意している。 3CCD方式のテルニオンCCDを踏襲しているが、素子のサイズが1/4型から1/6型へと小型化。画素ずらしでフルHD記録を実現している。総画素数は56万画素×3、有効画素数は動画/静止画とも52万画素×3(16:9)。 CCDに合わせて、新設計したライカディコマーレンズを採用。従来の光学12倍から10倍ズームに変更。F1.8~2.8で、35mm換算の焦点距離は動画時で42.9~429.0mm(16:9)、静止画時で42.9~429.0mm(16:9)。高画質LSI「HDクリスタルエンジン」もブラッシュアップ。処理能力を高速化させ、ノイズリダクション効果を向上。小型化と画質向上を両立したとしている。 光学式手ブレ補正機能も「アドバンスド O.I.S」へと強化。従来は振動の検出回数が480回/秒だったが、これを4,000回/秒に向上。補正精度を高め、ブレを従来比1/3に低減したという。なお、この検出回数はデジタルカメラのLUMIXと同じ。 ほかにも、映像コントラストを視覚に近いイメージに補正する機能も装備。1画面を複数のエリアに分けて輝度情報を検出することで、明暗が混在するシーンでも黒つぶれや白飛びを抑えるという。 また、録画ボタンを押してから3秒前に遡って記録できる「プリREC」機能も追加。スタンバイ状態で「プリREC」ボタンを押すと、メモリに3秒間撮影した映像をバッファし続ける状態となり、録画ボタンを押すとその瞬間から3秒前の映像も録画される。「運動会などで決定的瞬間を逃さない」という。 液晶モニタは2.7型ワイド(約30万画素)。0.44型(約18.3万画素)のビューファインダーも備えている。最低被写体照度は5lux(カラーナイトビューモード時は1lux以下)。AV出力、HDMI出力端子を装備。外形寸法は84×152×94mm(幅×奥行き×高さ/本体のみ)で、付属バッテリ接続時の奥行きは173mm。バッテリとカードなどを加えた撮影時の重量は約660g。DX3と比べ、体積比約80%、重量費約79%の小型/軽量化を実現している。
付属のバッテリを使った撮影時間は、ファインダー使用時のSDカード記録で約2時間45分、DVD(AVCHD)で約1時間55分。液晶モニタ使用時ではそれぞれ約2時間35分、約1時間50分となる。
付属ソフトも「HD Writer 2.0J for SX/SD/DX」にバージョンアップ。新たに、カメラをPCに接続した際、SD/DVDに記録したAVCHD映像をカメラから直接再生できるようになった。また、AVCHDで記録した素材をMPEG-2に変換し、DVDビデオとして書き出しも可能。動画から210万画素の静止画を切り出す機能も備えている。
□松下電器のホームページ
(2007年8月1日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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