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TDKは31日(現地時間)、4月に発表された米Imation(イメーション)への、Blu-ray Discを含む記録メディアの販売事業の譲渡を完了したと発表した。 譲渡額は、イメーション発行済株式の16.6%に相当する普通株680万株と、現金を含む約2億6,000万ドル(約306億円)。なお、業績に応じて最大約7,000万ドル(約82億円)の現金を追加で支払う可能性が含まれる。 今後は、イメーションが「TDK」ブランドを使用して記録メディア販売を行なう。ブランドの使用許諾範囲は、現在と将来の磁気テープ、記録型光ディスク、フラッシュメモリ製品やその他アクセサリなど。 メディアの研究開発と製造事業などについてはTDKが今後も継続。イメーションへのOEM供給を行なうほか、他社へのOEM供給も継続する。 TDKの記録メディアにおいて販売、マーケティングを担当する約350名の従業員は、イメーションに移籍する。事業移行を円滑に行なうため、一定期間はTDKの人員が業務サポートを行なう。 イメーションの社長兼CEOであるフランク・ルスマノ氏は「市場で高い評価を得ているTDKブランドの取得により、イメーションのストレージ製品ビジネスを拡大し、ブランドと製品を重視する会社への転換の加速と、新分野へのブランドの拡大にも大きく寄与する。今回の合意は、イメーションの価値が増大するとともに、両社の長期的・戦略的関係を構築する基礎となる」とコメントしている。 □TDKのホームページ ( 2007年8月1日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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