◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
パイオニア、Blu-ray Discプレーヤー上位モデル
-DTS-HD/TrueHDのビットストリーム出力対応


10月下旬発売

標準価格:21万円


 パイオニア株式会社は、DTS-HDやドルビーTrueHDなどの新オーディオコーデックのビットストリーム出力に対応した、Blu-ray Discプレーヤー新モデル「BDP-LX80」を10月下旬に発売する。価格は21万円。

 6月に発売した「BDP-LX70」(17万円)の上位モデル。HDMI出力を備え、新たにドルビーデジタルプラス、DTS-HD、ドルビーTrueHDデータのビットストリーム出力を可能にした。同フォーマットのデコードに対応したAVアンプとHDMI接続することで、デコードをAVアンプ側で行なえる。なお、DTS-HD Master Audioには対応していない。

 LX70と同じく、これらのフォーマットをプレーヤー側でリニアPCM変換することも可能。7.1chなど、リニアPCMのマルチチャンネル入力のみをサポートしているAVアンプでも、高音質なサラウンド再生が行なえる。

 SD映像を720/60p、1080/60i、1080/60pへアップスケーリングが可能なほか、1080/24pで収録されたBDビデオを、1080/24pのまま出力可能。PDP-5010HDなどの対応ディスプレイと組み合わせることで、「映画フィルムの質感を最大限に引き出せる。監督/ディレクターの想い、俳優の一挙手一投足までも忠実に再現し、新たな感動、発見を提供する」としている。

 HDMIコントロール機能もサポート。同社の対応プラズマテレビやAVアンプなどと接続することで、プレーヤーの再生ボタンを押すとテレビ/AVアンプの電源が自動でONになり、入力も切り替わる。また、プラズマテレビのリモコンから、プレーヤーの操作もできる。

 さらに、DLNAクライアント機能を備えており、Ethernet端子も装備。PCとLAN接続することで、PC内に保存したMPEG-1/2(HD含む)、WMV9(HD含む)の動画再生や、WMA、MP3、WAVなどの音声、JPEG、PNG、GIFの静止画表示もサポートしている。

 音声面では24bit/192kHz対応のDACを6ch全てに搭載。筐体には不要な振動を抑制するというダブルレイヤードシャーシを採用。出力端子のピンジャックは金メッキ仕上げ。アナログ音声出力用に2ch専用出力端子を用意するほか、コンポーネント用にD端子でなくRCAピンジャックを採用するなど、出力品質にこだわっている。電源ケーブルはOFC素材を使用した極太インレットタイプを付属。

 出力端子はHDMI、コンポーネント、S映像、コンポジット、光デジタル音声、同軸デジタル音声、アナログ2ch音声、アナログマルチチャンネル音声を各1系統装備。外形寸法は420×353×103mm(幅×奥行き×高さ)。重量は6.6kg。

□パイオニアのホームページ
http://pioneer.jp/
□ニュースリリース
http://pioneer.jp/press/release593-j.html
□ニュースリリース
【関連記事】パイオニア、1080/24p出力対応のBlu-rayプレーヤー
-17万円。DLNA対応、DD+/TrueHDをPCM出力
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070516/pioneer.htm

(2007年8月2日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.