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M-Audio、Ultimate Earsのハイエンドカナル型イヤフォン
-実売5万円。2ウェイ3スピーカーでワイドレンジ化


9月中旬~10月初旬発売開始

標準価格:オープンプライス


 アビッド テクノロジー株式会社のエムオーディオ事業部は、Ultimate Ears製のカナル型(耳栓型)イヤフォンの最上位モデル「Triple.fi 10 Pro」(トリプル・ファイ・テン・プロ)を発売する。発売開始は9月中旬~10月初旬を予定。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後の見込み。

 「プロフェッショナル向け“UE-10 PRO”の技術やアイデアを応用し、オーダーメイドカスタムしたイヤフォンと同じ音の特性を提供する」というモデル。ユニットは全てバランスド・アーマチュア方式で、高音域専用のツイータ1基、中/低音用ウーファを2基搭載した2ウェイ3スピーカー構成。

 バランスド・アーマチュア方式のユニットは解像感の高い精密な音が特徴だが、再生レンジが狭いという問題点がある。そこでワイドレンジ再生と解像感の高い音の両立を目指し、マルチウェイ方式を採用。ソースを選ばずに高音質再生ができるとしている。再生周波数帯域は10Hz~17kHz。

 また、パッシブクロスオーバーテクノロジーを用いたネットワークを投入。高域と中低域を独立して出力する楕円型ホール「デュアルボア構造」や、専用オーディオフィルタも備えている。

 遮音性は26dBを実現。大/中/小サイズのシングルフランジ・イヤーピースを各2個、合計6個付属。さらに、ダブルフランジタイプのピースも2個、フォームチップも2個付属する。

 ケーブルの耳にかかる部分に、形状変更が可能な5.5cmのワイヤーを内蔵することで、髪型を乱さずに後頭部へケーブルを誘導できるイヤループデザインを採用。ケーブルとイヤフォン本体は脱着可能で、ケーブルが断線した際も柔軟に対応できるという。

 入力感度は117dB/mW。インピーダンスは32Ω。ケーブル長は約130cmで、約60cmの延長ケーブルも付属。ケーブルも含めた重量は約17g。入力端子はステレオミニで金メッキ仕上げ。メタリックケースや、アッテネーター、標準プラグへの変換アダプタ、クリーニングツールなどを同梱する。

□M-Audioのホームページ
http://www.m-audio.jp/
□ニュースリリース
http://www.m-audio.jp/news/jp_jp-1003.html
□製品情報
http://www.m-audio.jp/products/jp_jp/Triplefi10Pro-main.html
□Ultimate Earsのホームページ
http://www.ultimateears.com/
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070601/maudio.htm

(2007年8月10日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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