テレモの「文字放送」が'08年3月31日で終了 －データ放送や携帯向け配信は継続

　株式会社日本文字放送(テレモ)は、テレビ向けの文字放送サービスを2008年3月31日で終了すると発表した。

　文字放送は、地域の生活情報やニュース、天気などを放送波(NHK総合)に多重して送信されるアナログテレビ向けの放送サービス。「モジネット」という愛称も定められている。対応デコーダを内蔵するテレビまたは外付けデコーダの追加で観られる。東芝のブラウン管テレビ「21ZM5」などが対応するが、現在の新製品で対応モデルはない。

　同社はデジタル放送向けに字幕やデータ放送の制作を行なうほか、自治体向けや交通情報が中心の携帯電話配信サービスも実施しており、現在の文字放送で配信している情報の中から、これらのサービスに移行する内容を検討中としている。

□日本文字放送のホームページ
http://www.telemo.co.jp/
□「文字放送終了のお知らせ」
http://www.telemo.co.jp/mojinet/topics/moji_syuryo.html

( 2007年8月20日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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