M-Audio、1万円台のアクティブスピーカー2モデル －モニタースピーカーの技術を投入

　スタジオモニタースピーカーの技術を投入したという2ウェイのアクティブスピーカー。どちらもデスクトップ上での使用を想定している。

■ Studiophile AV 30

Studiophile AV 30

　2ウェイ、2スピーカーを採用。ツイータは3/4インチのシルクドーム型。ウーファは3インチのカーブド・コーン型で、ポリプロピレンの振動板を採用している。

　ツイータのウェーブ・ガイド用に「OptImage III」技術を投入。ツイーターとウーファーのボイスコイル動作を時間的に整合させ、ツイーターのレスポンスを平均化。各ドライバから耳に音が届くタイミングを同一にし、コンパクトモニターの弱点である位相問題を解消するという。

　各チャンネルに、出力10W(4Ω)のクラスA/Bアンプを内蔵。エンクロージャはMDF製。ベース・ブースト機能も備えている。再生周波数帯域は90Hz～20kHz。クロスオーバー周波数は3.3kHz。入力はRCAとステレオミニを各1系統装備。フロントのボリュームツマミには青色LEDを内蔵している。

　外形寸法は134×160×200mm(幅×奥行き×高さ)。重量は5.3kg。

■ Studiophile AV 20

　Studiophile AVシリーズのエントリーモデル。2ウェイ2スピーカー仕様で、傾斜のあるエンクロージャを採用。素材はMDFで、「プラスチックでは得ることのできない正確でタイトな低音域を実現した」という。

　ツイータは1インチのドーム型マイラー振動板を使用。ウーファは2インチ径で、カーブド・コーン型。ファイバーグラス複合振動板を使っている。内蔵アンプは5W×2ch(4Ω)のクラスDアンプ。

Studiophile AV 20	背面

　「AV 30」と同様に、ツイータのウェーブ・ガイド用に「OptImage III」技術を採用。再生周波数帯域は120Hz～20kHz。クロスオーバー周波数は2.8kHz。入力端子はRCAのみで、ステレオミニとの変換ケーブルを同梱する。

　外形寸法は99×156×198mm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.6kg。

□エムオーディオのホームページ
http://www.m-audio.jp/
□ニュースリリース
http://www.m-audio.jp/news/jp_jp-1009.html

(2007年8月23日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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