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ソニーは、HDV/DVテープの再生/記録が可能な“HD ビデオウォークマン”「GV-HD700」を9月7日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16万円前後の見込み。 7型ワイド/解像度800×480ドットの液晶ディスプレイを搭載し、HDV(1080i)とDVのテープが再生可能。撮影した映像の全範囲を表示する全画面表示機能も備える。また、i.LINKを搭載し、HDV/DVカメラやデッキなどからのダビングにも対応。なお、欧州では7月に発表され、9月の発売が予告されていた。 HDMI出力を備え、動画を広色域で再現する「x.v.Color」もサポート。同規格に対応した機器で記録されたテープ内のコンテンツを、i.LINKまたはHDMIから出力できるほか、i.LINKから入力された対応コンテンツのダビングも可能。なお、「GV-HD700」の液晶ディスプレイでx.v.Colorの映像は表示できない。 テープ内のハイビジョン映像から、1,440×810ドットでの静止画切り出しが可能。静止画はJPEG形式でメモリースティック デュオに記録できる。 そのほか、プロ用途にも対応するというカスタマイズ機能を搭載。モニターの調整値(明るさ、色の濃さ、コントラスト、シャープネス、色相)を最大6個まで保存できるほか、タイムコードの表示位置を移動する機能が利用可能。さらに、DVワイド表示や再生ズーム、パネルプロファイルなど14種類の機能の中から3つを割り当てられるアサインボタンを搭載。音声/出力/アサイン/パネル設定が確認できるステータスチェック画面も用意する。
i.LINKやHDMI以外の端子として、出力はコンポーネント(特殊D端子)、S映像/コンポジット/アナログ音声兼用端子を搭載。入力はS映像、コンポジット、アナログ音声を装備。ヘッドフォン出力も備える。 付属ACアダプタで給電できるほか、インフォリチウム L/Mシリーズのバッテリも利用可能。HDVの連続再生時間は付属バッテリ「NP-F570」で140/235分(液晶ON/OFF)、別売の「NP-F970」では435/725分(同)。ダビング時は「NP-F570」で150/260分(同)、「NP-F970」で465/805分(同)となる。折り畳み時の外形寸法は201×163×64mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.3kg(「NP-F570」使用時)。リモコン、AVケーブルなどが付属する。
□ソニーのホームページ ( 2007年8月23日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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