|
国土交通省は23日、航空機の計器障害を及ぼすおそれがあるため、搭乗者に使用制限を求める電子機器について、新たな使用制限の枠組みを策定。10月1日より施行する。 航空機においては、携帯電話や無線式ヘッドフォンなど自ら強い電波を発する機器の持ち込みについて、計器障害を及ぼす恐れがあるとして、利用制限を行なってきた。新たに携帯ゲーム機の無線機能についても、搭乗中は常時使用禁止としたほか、無線式のマウスやアクティブ型のICタグ(迷子防止情報通知タグ)、無線通信機能付き腕時計なども機内での使用禁止が明確化された。 離着陸時に利用禁止とする機器も追加。従来より、パソコンやデジタルオーディオプレーヤー、DVDプレーヤーなどが、離着陸時に使用禁止となっていたが、新たにノイズキャンセルヘッドフォン/イヤフォンや、GPS受信機、愛玩用玩具なども同制限機器に指定された。 なお、カセットプレーヤーや電気カミソリ、電卓については、「発生電磁波がきわめて微弱で計器障害を与えない」として、常時使用可能となる。 □国土交通省のホームぺージ ( 2007年8月28日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|