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韓国サムスン電子とソニーは28日、両社の液晶パネル合弁会社S-LCD株式会社が、第8世代アモルファスTFT液晶ディスプレイパネルの出荷を開始したと発表した。当初の量産予定である2007年秋から前倒しの出荷開始となっており、年末に向けて月産5万枚の体制を確立する予定。 両社は2006年7月にガラス基板サイズ約2,200×2,500mmの第8世代液晶パネルの製造で合意。2006年11月に工場の建設を開始していた。第8世代パネルからは、50型クラスが6枚、46型8枚、52型6枚が取れるため、月産5万枚体制では50型換算で約30万枚となる。今回のラインで生産されたパネルは、両社の、主に46V型と52V型フルHD液晶テレビに搭載される予定。
28日にはS-LCDの張元基(チャン・ウォンキー)CEOや、サムスン電子副会長の尹鍾龍(ユン・ジョンヨン)氏、ソニーの社長兼エレクトロニクスCEOの中鉢良治氏など、関係者300名が出席する出荷式が開催された。
□ソニーのホームページ
(2007年8月28日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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