◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
S-LCD、第8世代TFT液晶パネルの出荷を開始
-秋から前倒し。ソニー/サムスンの46/52型に採用


一番左が第8世代パネルを生産する新工場
8月28日発表


 韓国サムスン電子ソニーは28日、両社の液晶パネル合弁会社S-LCD株式会社が、第8世代アモルファスTFT液晶ディスプレイパネルの出荷を開始したと発表した。当初の量産予定である2007年秋から前倒しの出荷開始となっており、年末に向けて月産5万枚の体制を確立する予定。

 両社は2006年7月にガラス基板サイズ約2,200×2,500mmの第8世代液晶パネルの製造で合意。2006年11月に工場の建設を開始していた。第8世代パネルからは、50型クラスが6枚、46型8枚、52型6枚が取れるため、月産5万枚体制では50型換算で約30万枚となる。今回のラインで生産されたパネルは、両社の、主に46V型と52V型フルHD液晶テレビに搭載される予定。

 28日にはS-LCDの張元基(チャン・ウォンキー)CEOや、サムスン電子副会長の尹鍾龍(ユン・ジョンヨン)氏、ソニーの社長兼エレクトロニクスCEOの中鉢良治氏など、関係者300名が出席する出荷式が開催された。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200708/07-077/index.html
□サムスン電子のホームページ (英文)
http://www.samsung.com/
□関連記事
【2006年11月2日】S-LCD、第8世代液晶パネル工場の上棟式を開催
-2007年秋に月産5万枚で量産稼働
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20061102/slcd.htm
【2006年7月14日】サムスンとソニー、第8世代液晶パネル製造で本契約
-S-LCDに約2,000億円投資。2007年秋量産目指す
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060714/slcd.htm
【2004年7月16日】サムスンとソニーの液晶合弁会社、S-LCDのパネル製造棟が完成
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040716/slcd.htm

(2007年8月28日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.