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オンキヨー株式会社は、オールインワンコンポ「FR」シリーズの新モデル2機種を発売する。価格はどちらもオープンプライス。上位モデル「X-N9TX(D)」は9月21日発売で、店頭予想価格は7万円前後の見込み。「X-N7TX(D/Y)」は9月14日発売で、5万円前後の見込み。 どちらのモデルも、CDとMDデッキ、チューナ、アンプを一体化したメインユニットと、2chスピーカーで構成されるシステム。基本性能は共通だが、「X-N9TX」は高音質化パーツを追加した特別仕様。また、「X-N7TX」は付属スピーカーを2種類(D/Y)のカラーリングから選択できるが、「X-N9TX」は付き板仕上げのスピーカー1種類のみ用意している。
■ X-N9TX アンプはディスクリート構成。ICチップを用いずに、トランジスタやコンデンサなど、個別の電子部品でアンプ部を構成。単品アンプと同様の回路を採用したことで、より豊かな再現能力を実現したという。 定格出力は19W×2ch(4Ω時)、最大出力は26W×2ch(4Ω時)。ボリュームノブにはアルミ無垢を使用。シャーシの内側に防振テープを貼るなど、ノイズや振動対策を実施。また、銅バスプレートも装備しており、グランド電位を安定化させている。 CD部はCD-R/RWの再生に対応するが、圧縮音楽ファイルには非対応。MDデッキはHi-MDに対応。24bitのATRAC DSPも備えている。チューナ部はFM/AMに対応。30局のプリセットメモリも内蔵する。 入力端子は光デジタル×1、アナログ(RCA)×2、ステレオミニ×1。出力は光デジタル×1、アナログ(RCA)×2、ステレオミニ×1。サブウーファ用モノラル出力も1系統備えている。外形寸法は205×399×147mm(幅×奥行き×高さ)。重量は4.7kg。 スピーカーは2ウェイ2スピーカー、ブックシェルフのバスレフ型。ウーファは13cm径のA-OMFモノコックコーンを使用。ツイータは3cm径のリング型。バスレフダクトでは、ダクト部をキャビネットから分離した「アドバンスドAERO ACOUSTIC DRIVE」を採用している。再生周波数帯域は45Hz~100kHz、クロスオーバー周波数は6kHz。外形寸法は167×259×299mm(幅×奥行き×高さ)。重量は4.1kg。
■ X-N7TX アンプ部の基本設計は共通だが、定格出力は15W×2ch(4Ω時)、最大出力は20W×2ch(4Ω時)となる。また、アルミ無垢ボリュームつまみや、銅バスプレートなどは省かれている。外形寸法は重量は共通で、入力端子も同じ。ただし、光デジタル出力のみ省かれている。
スピーカーは2ウェイ、2スピーカーのバスレフ型。付き板仕上げは採用していないが、2色のカラーリングから選択できる。ウーファは13cm径のA-OMFモノコックコーンを使用。ツイータは3cm径のリング型。バスレフダクトはスリット型の「AERO ACOUSTIC DRIVE」となっている。再生周波数帯域は50Hz~100kHz、クロスオーバー周波数は6kHz。外形寸法は164×258×282mm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.7kg。
□オンキヨーのホームページ
(2007年9月3日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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