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ソニーは、EXモニターシリーズの最上位モデルとして、16mm径ユニットを搭載したカナル型(耳栓型)イヤフォン「MDR-EX700SL」を10月20日に発売する。価格は36,750円。
インナーイヤータイプのユニットとしては業界最大という、新開発16mm径ユニットを搭載。カナル型イヤフォンでは9mm径が一般的で、EXシリーズ「MDR-EX90SL」でも13.5mm径ユニットを搭載していたが、それをさらに上回る大きさが特徴。 ユニットが大型化したことで、再生周波数帯域4Hz~28kHzを実現。低域から高域まで、バランスの良い再生が行なえるという。感度は108dB/mW。インピーダンスは16Ω。最大入力は200mW。 円盤のようなハウジング部にユニットを内蔵。再生音がイヤーピースへと送られる。振動板には厚さ0.1μm以下の2種類の高分子材料を数百層積層したマルチレイヤー振動板を採用。不要振動を抑え、クリアで解像度の高い音質を実現するという。
ドライバー部にはネオジウムマグネットを使用。内部には低音のバランスをとるフロントレジスターや、中低音のバランスをとるドライバーレジスター、レギュレーター、リアレジスターなど、様々なパーツを内蔵。筐体の素材はマグネシウム。筐体とユニットを一体化することで不要な振動を抑え、低音域のレスポンスを改善している。
イヤーピースは2種類の硬さを持つシリコンを組み合わせたハイブリッド仕様。芯の部分が硬く、音の通路の形状を保持する一方、外側には柔らかい素材を使用。密閉度を高めると同時に、快適な装着性を実現したという。 サイズはSS/S/MS/ML/L/LLの合計7種類を用意。直径だけでなく、高さが異なっており、「自分にぴったりのイヤーピースが選べる」としている。
コードは約0.5m径のOFCリッツ線で、ネックチェーク仕様。プラグは金メッキを施したステレオミニで、1mの延長ケーブルも付属。コードを省いた重量は約7g。キャリングケースも付属する。
□ソニーのホームページ
(2007年9月3日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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