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株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は11日、携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の最新システムソフトウェアを提供開始した。既発売のPSP(PSP-1000)だけでなく、20日に発売予定の新PSP(PSP-2000)もアップデートの対象となる。
最新版のVer.3.70では、XMB(クロスメディアバー)の背景やアイコンデザインを変更できる「カスタムテーマの設定」を搭載。お気に入りの写真を音声付スライドショーで表示する「ミュージックとフォトの同時再生」に対応した。 ビデオ関連機能では、メモリースティックDuo内の動画ファイルを選択すると、一定の間隔でサムネイル画像を作成。サムネイルのシーンを選んで再生できる「シーンサーチ」機能を追加した。サムネイルの表示間隔は約15/30秒、約1分/2分/5分の5段階で設定できる。 また、メモリースティック内の動画の連続再生にも対応。さらに、ソニーのPC「VAIO」のワンセグ視聴/録画ソフト「VAIOモバイルTV Ver.5.0」で録画したワンセグ番組を、メモリーステイックDuoに転送し、PSPで再生可能とした。
加えて、9月20日に発売する新型PSP(PSP-2000)では、別売のワンセグチューナ「PSP-S310(6,980円)」利用時にワンセグのデータ放送を視聴可能となる。データ放送視聴だけでなく、データ放送から番組のウェブサイトなどのリンク情報を抽出し、PSPのブラウザを利用してリンク先にアクセスできる「テレビリンク」も搭載した。 また、ビデオ出力利用時に、プログレッシブ出力非対応のテレビにもワンセグ画面を出力可能となった。 そのほか、[リモートプレイ]のメニューに[ボタン割り当て]を追加。PSPのボタンをPS3のワイヤレスコントローラ(SIXAXIS)のボタンとして使用するための設定が行なえる。なお、「Portable TV」のPSP向け映像配信の終了に伴い、XMBの[ネットワーク]上にあった[P-TV]アイコンを削除している。
□SCEIのホームページ ( 2007年9月11日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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