|
米Microsoftと株式会社ケンウッドは25日、特許のクロスライセンス契約を締結。家庭用エンターテインメントシステムやカーナビ、家電製品、ソフトウエア分野での関係を強化すると発表した。金額は公表されていないが、Microsoftが持つ特許のライセンス供与にあたり、ケンウッドがMicrosoftへ使用料を支払うことになるという。 契約の目的について両社は、「カーナビや家電製品分野における情報交換、ならびに特許取得済み技術の相互利用を促進するため」と説明。 ケンウッドで知的財産統括を務める石黒一夫氏は、「この契約は両社の協力関係の範囲を拡大するためのもの。これまで開発してきたテクノロジの相互利用を可能にし、製品開発を加速させる原動力となることを期待している」とコメント。さらに、「双方の企業から提供される製品やサービスを有効に活用できるような環境を、両社の顧客に提供することにもなる」としている。
MicrosoftのIntellectual Property & Licensing部門担当バイスプレジデント、Horacio Gutierrez氏は「今後もケンウッドをはじめとする業界の有力企業との協業を継続しながら、当社のライセンスプログラムを通じて、新規性と革新性に富んだテクノロジの掘り起こしを進めていきたい」と語っている。
□米Microsoftのホームページ
(2007年9月25日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|