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日立製作所株式会社は、10月2日から6日にかけて幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2007」において、薄さ1.9cmの32V型液晶テレビの試作機を展示すると発表した。 これは、同社展示ブースの出展概要の発表の中で明らかにされたもの。詳しいスペックは公表されていないが、パネルそのものではなく、32V型の液晶テレビとして、1.9cmの薄さを実現しているという。 将来的に製品化を予定している液晶テレビの試作機としては、シャープが8月に「未来の液晶テレビ」として、52型で厚み2~2.9cmの試作機を発表している。日立の試作機はインチサイズは小さいものの、シャープを上回る薄さを実現することになる。なお、ソニーが年内に発売を予定している11型の有機ELテレビの薄さは3mm。 日立のブースではこれ以外にも、iVDR対応のプラズマ/液晶テレビ「Wooo」シリーズの紹介や、フイルムソースの映像を自然な動きで表示するという「なめらかシネマ」技術の解説、Blu-ray Discカム、IPS小型液晶技術、超短投写距離業務用フロントプロジェクタなどを展示予定。
また、iVDRコーナーではiVDRへの録画/再生機能を備えたデジタルチューナや、iVDRを記録媒体に使用したビデオカメラ、iVDRモバイルビューワー、iVDR対応カーナビのコンセプトモデル、iVDRを使ったコンテンツ・サービスなどの展示も行なわれるという。
□日立製作所のホームページ
(2007年9月26日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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