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パイオニア、DSD出力も可能なユニバーサルプレーヤー
-実売7万円。DVDの1080pアップスケール可能


DV-800AV
10月下旬発売

標準価格:オープンプライス


 パイオニア株式会社は、HDMI端子を備え、DVDビデオの1080p出力や、SACDのDSD信号出力に対応したユニバーサルプレーヤー「DV-800AV」を10月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後の見込み。

 DVDビデオ、DVDオーディオ、SACDの再生に対応したユニバーサルプレーヤー。Blu-rayやHD DVDメディアの再生はサポートしていない。HDMI端子を備えており、DVDビデオの映像や480p映像を最大1080pまでアップスケーリング出力が可能。

 SACD再生時には、HDMI端子からDSD信号のままダイレクト出力が可能。同社の「VSA-AX4AH」など、対応するAVアンプと組み合わせることでマルチチャンネル音声のDSD伝送/再生も可能。DVDオーディオのマルチチャンネル出力もサポートしている。

 HDMIのCEC(Consumer Electronic Control)技術を使用したHDMIコントロールにも対応。同社の対応プラズマテレビやAVアンプとHDMI接続することで、テレビ側のリモコンでプレーヤーの電源がON/OFFできるなど、連携操作が行なえる。

 DVD-R/RW(ビデオ/VRモード)、DVD+R/RW(ビデオモード)の再生に対応。CPRMにも対応し、コピーワンス番組を録画したディスクも再生可能。WMA/AAC/MP3の音楽ファイルや、WMV/DivX/DivX Ultraの動画ファイル、JPEG静止画再生もサポートする。なお、WMV/DivX/DivX Ultraの動画ファイルはHDMIだけでなく、D4端子からのアップスケーリング出力も可能。DVDビデオのアップスケールはHDMIのみとなる。

 アナログ映像出力用に、12bit/216MHzのビデオDACを搭載。音声用にはバーブラウンの「PCM1796」を全6チャンネルに搭載し、24bit/192MHzに対応。不要な回路の電源をOFFにすることで、アナルグ信号のクオリティを高める「ピュアオーディオ」機能も使用できる。

 デコーダはDTS 96/24のデコードにも対応。小音量時でもセリフを聞きとりやすくする「オーディオDRC」も備えている。筐体にはフロントとリアパネルを一体化したモノコックシャーシを採用。底面のスタビライジング・プレートをより厚く、重くすることで剛性を高めた「ダブルレイヤードシャーシ」も使用している。

 出力端子はHDMI、コンポーネント、D4、S映像、コンポジット、光デジタル音声、同軸デジタル音声、アナログステレオ音声、アナログマルチチャンネル音声を各1系統用意。外形寸法は420×314×102mm(幅×奥行き×高さ)。重量は5.3kg。

□パイオニアのホームページ
http://pioneer.jp/
□ニュースリリース
http://pioneer.jp/press/release600-j.html

(2007年9月26日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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