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株式会社オーディオテクニカは、カナル型(耳栓型)イヤフォンの最上位モデルとして、バランスド・アーマチュアドライバーを2基搭載した「ATH-CK10」を12月14日に発売する。価格は37,800円。 同社のイヤフォンとして初めてバランスド・アーマチュア方式を採用した「ATH-CK9」(22,050円)の上位モデルとしてリリースされる。最大の特徴は、2ウェイのデュアル・バランスド・アーマチュア方式を採用したこと。しかし、個々のドライバー自体が小型化されているため、ハウジングを含めた全体のサイズは、シングル・ドライバーの「CK9」よりも小型化している。
デュアルドライバーを効率的に駆動できるというネットワークターミナルを内蔵。出力音圧レベルは107dB/mW。再生周波数帯域は20~15kHz。最大入力は3mW。インピーダンスは55Ω。コードを除いた重量は約4g。
製品発表会場で短時間試聴した限りでは、高域の解像度が極めて高い「CK9」の特徴を継承しながら、「CK9」では少なめだった中~低域のボリューム感や響きの成分が増加し、全体としてバランスの良い再生音にまとめあげられていた。 コード長は1.2mで、Y型。プラグはステレオミニで、金メッキを施している。ハウジング部はステンレス製で、高級感のある仕上げを採用している。S/M/L、3サイズのイヤーピースと、キャリングポーチが付属する。
□オーディオテクニカのホームページ
(2007年10月4日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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