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ビデオアーツ・ミュージック株式会社は、HD DVD音楽タイトルとして「クイーン/ライヴ・イン・モントリオール '81」を12月19日に発売する。価格は3,360円。 HD DVD層のみの音楽タイトルで、本編ディスクとボーナスディスクの2枚組みとなっている。総収録時間は138分。映像は16:9の1080i、音声はDTS-HDのサラウンド音声と、リニアPCMステレオの2トラックで収録する予定。 全盛期とも言える、'81年に行なわれたモントリオールでのライヴを収めたもの。「ウィ・ウィル・ロック・ユー」(fast version)や「愛という名の欲望」、「ボヘミアン・ラプソディ」など、お馴染みの名曲を含む、全26曲のステージを収録している。 さらに、'85年の「ライヴ・エイド」で行なわれた全パフォーマンスをボーナス・ディスクに収録。さらに、リハーサルの模様を3曲分収めるほか、インタビュー映像も収めている。 なお、DVD版も2枚組みで11月7日にリリース(VABG-1246/3,360円)される。10月31日に発売されるCDアルバム「伝説の証/クイーン1981」(発売元:EMIミュージック・ジャパン/TOCP-70339・40/3,600円)と連動したリリースとなる。 発売に先駆け10月10日、ビデオアーツとEMIミュージックは共同で、HD DVD版の映像/音声データを使った試写会を開催。六本木の東京ミッドタウンにある「Billboard Live TOKYO」にてスクリーン上映された。
一般家庭では出せない大音量で上映されたが、ドラムの芯の通った低音や、エレキギターの鋭い高音、フレディ・マーキュリーのパワフルな声量がダンゴになることなく、見事に分離。細かい息遣いも確認できるほど、情報量豊かに収録されていることが確認できた。映像は、最新のHD映像と比べると解像感は劣るものの、階調性は豊かで、フレディのトレードマークとも言える白いズボンの質感も滑らか。クイーンらしい色彩豊かなステージも見所と言えそうだ。
□ビデオアーツ・ミュージックのホームページ
(2007年10月10日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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