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レクスト、独自のCD音質改善技術を採用した高級DAC
-直販50台限定光沢ブラックモデルも用意


10月12日より順次発売

標準価格:399,000円


 株式会社レクストは、独自のCD音質改善技術を採用する2ch DAC「DAC-NS1S」を11月14日より発売する。価格は399,000円で、本体カラーはシャンパンゴールド(C)。同社直販サイトでは10月12日より先行販売を開始。直販限定50台の光沢ブラックモデル(B)も用意する。

 デジタル音声入力4系統(同軸デジタル2系統、光デジタル1系統、AES/EBU1系統)を装備する2ch DAC。アナログ音声出力はバランス(XLR)、アンバランスを各1系統のほか、メインのアンプから独立したヘッドフォン出力も前面に備える。

機器背面 台数限定の光沢ブラックモデルも用意

 同社独自のCD音質改善技術「NS441D」(The Next Stage of 44.1kHz/16bit Digital Sound)の最新バージョン「Ver.ON」(バージョン・オーエヌ)を採用。

 NS441Dは、同社の振動コントロール技術を応用し、電子パーツの交換など電気的加工を一切行なわずに音質を改善する技術。新たに採用されたVer.ONでは音質にさらに磨きをかけたとしている。なお、同技術はオーディオCD(44.1kHz/16bit)にのみ対応し、SACDやDVD、CCCDなどには効果がない。

 電源部は、アナログアンプ用のディスクリートレギュレータ搭載などにより、高音質でハム成分のほとんどないローノイズ特性を実現。メイン基板はデジタルインターフェイス部とDAC部をLVDS接続にすることでデジタルノイズの影響を抑えている。

 DACは独Wolfsonの「WM8740」をチャンネルごとに搭載。デジタル部分にはセカンドPLLの採用によりDA変換時の再生クロックジッタ及び全帯域の雑音歪みを低減している。ヘッドフォンアンプはメインアンプから独立し、音質設計を行なっている。

 基板下部には200×400×5mm(縦×横×厚み)のアルミ板で補強を行ない磁気歪みを低減。アルミ板にはシャンパンゴールド色のアルマイト処理を施すほか、基板下の振動コントロールも行なわれている。インシュレータは、木材を圧縮硬化させたコムプライト材(積層強化木)を採用する。

 筐体の振動制御素材として、新月伐採ヒノキを採用。月の満ち欠けのサイクルに合わせて伐採されたヒノキ材で、虫がつきにくいほか、腐敗しにくく、縮みや曲がりが少なく割れにくいとしている。

 周波数特性は10Hz~20kHz、全高調波歪率+雑音は0.001%、S/N比は114dB。対応入力サンプリングレートは44.1kHz~192kHz。入力ビット値は16~24bit。消費電力は18W。外形寸法は430×277×88mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7kg。電源ケーブルには同社製「Z-PRC01」が付属する。

コムプライト材のインシュレータを搭載 新月伐採ヒノキを振動コントロールの素材に採用 付属の電源ケーブル「Z-PRC01」は外径12mmのOFC導体を採用

□レクストのホームページ
http://www.reqst.com/
□製品情報
http://www.reqst.com/dacns1s.html
□NS441D技術情報
http://www.reqst.com/ns441d.html

( 2007年10月12日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]


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