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ソニー、2.4GHzワイヤレス伝送の7.1chヘッドフォン
-新「Virtualphones Technology」搭載。実売3万円


11月10日発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、2.4GHz帯の無線デジタル伝送を使用した、ワイヤレス7.1chサラウンドヘッドフォン「MDR-DS7000」を11月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後の見込み。

 5.1chサラウンド対応「MDR-DS6000」の後継モデルで、新たに7.1chに対応した。送信部がドルビープロロジックIIxを新たにサポートしており、2chや5.1chを含む、様々なソースを7.1ch化して、ワイヤレスでヘッドフォン部に送信できる。

 独自のバーチャルサラウンド技術「Virtualphones Technology」を搭載。7.1ch対応になった新バージョンで、より各チャンネル音の連続性に優れた音場を再現できるという。また、電波妨害を自動回避する「リアルタイムチャンネルセレクション機能」も搭載。さらに、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のサウンドデザイナーが監修したという、ゲームのサラウンド再生向け「ゲームモード」も備える。

 そのほかの変更点として、従来モデルではサラウンドモードの切り替えや音量の調整を送信ユニット側で行なっていたが、新モデルではヘッドフォン側の操作ボタンで操作できる。また、従来モデルは送信ユニットが充電台を兼ねていたが、新モデルでは付属ACアダプタでヘッドフォンを直接充電でき、充電しながら使用可能になった。送信機側用のACアダプタや、ヘッドフォンを置くための台も同梱する。


ヘッドフォン部 送信部

 送信部には光デジタル音声入力×2と、アナログ音声入力×1を用意。サラウンドデコーダはドルビーデジタル、ドルビープロロジックIIx、DTS、DTS-ES、AACに対応。送信部の外形寸法は約146×146×36mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約285g。

 ヘッドフォンの型式は密閉ダイナミック型。ドライバユニット径は40mmで、CCAWボイスコイルを採用。再生周波数帯域は6Hz~25kHz。内蔵バッテリはリチウムイオン充電池で、連続使用時間はフル充電で約10時間、30分充電で約3時間。重量は約285g。

 追加用のヘッドフォンと置き台のセットも18,000円前後で同日から販売。「1台の送信機に対し、何台でもヘッドフォンを追加登録できる」という。


ヘッドフォンを充電しながら使えるようになった ハウジング側面に、サラウンドモードや音量調節用ボタン 送信部の背面


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/avacc/headphone/acc/index.cfm?PD=29216&KM=MDR-DS7000
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070912/sony2.htm

( 2007年10月12日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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