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NTTドコモは1日、携帯電話「905iシリーズ」10モデルを発表した。
そのうち、ワンセグ対応は8モデル。ワンセグ録画番組のハイライト再生対応「D905i」や、NTSC比で120%の色域再現を可能とした「SH905iTV」、ワンセグ30コマ表示対応の「P905iTV」など、各社の技術を生かしたテレビ視聴/録画機能が搭載されている。 905iシリーズでは、全モデルでWMAオーディオ再生機能を搭載。うた・ホーダイや着うたフルにも対応する。
■ D905i
3.1型/480×864ドットのワイド液晶ディスプレイを装備し、ワンセグ放送の録画/視聴に対応した三菱電機製の携帯電話。ディスプレイ部のスライド機構を備えている。ボディカラーはオレンジイエロー/シャインブラック/ナチュラルホワイト/ピンクゴールドの4色。 録画したワンセグ番組の「見たい部分」を抽出して連続再生できる「ハイライト再生」機能を搭載。スポーツ番組で、アナウンサーの声や観客の歓声などのから盛り上がっている部分を抽出し、連続して再生できる「スポーツモード」や、音楽番組で歌っているシーンだけを抽出する「ミュージックモード」などを選択可能。 また、CMをカットして映画やドラマの本編だけを視聴できる「オートカット再生」機能も搭載。ワンセグ視聴中にメールやiモードを楽しめる「マルチウィンドウ」に対応している。 VGA解像度のムービー撮影も可能なほか、WMA形式の音楽再生に対応。音楽再生時のバッテリ駆動時間は、約16時間。microSDカードスロットを装備、有効画素数320万画素のオートフォーカス対応CMOSカメラも搭載する。ワンセグの連続視聴時間は約240分。連続待ち受け時間は約530時間。外形寸法は110×49×18.7mm(縦×横×厚み)、重量は約132g。
■ SH905iTV 独自の「サイクロイドスタイル」を採用し、ワンセグ放送の視聴しやすさを高めたシャープ製「AQUOSケータイ」。ボディカラーは、Black、Silver White、Goldの3色をラインナップする。
3.2型/480×854ドット/1,677万色表示に対応した「NewモバイルASV液晶」を採用。さらに新開発の「高演色バックライト」を搭載し、NTSC比で約120%という広い色域表現を可能としたほか、リフレクトバリアパネルと6色カラーフィルターの採用により屋外での視認性を向上するなど、ワンセグの画質向上に注力した。 ワンセグは録画/視聴に対応。「SV(Super Vivid)エンジン+」を搭載し、シーンに応じた画質処理を行なうことでコントラスト比2,000:1を実現。番組のジャンルに応じて、自動的に最適な画質に調整する機能も搭載したほか、バックライトコントロール機能の導入により、省エネ化を図っている。 WMAとSD-Audioの音楽再生機能を装備。音響面では、ドルビーのオーディオ処理技術「ドルビーモバイル」を搭載した。同技術は以下の5つの機能から構成される。
ドルビーモバイルにより、迫力あるワンセグ音声や音楽再生を実現。ワンセグ番組のジャンルに応じて、自動的に音質モードを調整する機能も備えている。また、ステレオスピーカーも内蔵するほか、FMトランスミッタも内蔵し、FM経由で音声を出力が可能。 microSDカードスロットや320万画素のオートフォーカス対応CMOSカメラを装備。音楽再生時のバッテリ駆動時間は約16時間。連続待ち受け時間は約500時間。外形寸法は112×50×18.9mm(縦×横×厚み)、重量は約140g。 ■ SH905i
3型/480×854ドット/1,677万色表示に対応した「NewモバイルASV液晶」を搭載したシャープ製端末。薄さ16.9mmの薄さが特徴の「スリムワンセグケータイ」とアピールしている。ボディカラーはWhite、Black、Pink、Blue。 ワンセグの録画/視聴に対応。SVエンジン+を搭載し、シーンに応じた鮮やかな映像再現を実現する。WMV動画再生機能も搭載しているほか、WMA/SD-Audio対応のオーディオプレーヤーも備えている。音響面ではドルビーモバイルを内蔵し、音質の向上を図っている。 インターフェイスは独自のタッチパッド式「TOUCH CRUISER」。液晶テレビ「AQUOS」などと赤外線通信可能な「IrSimple/IrSS」を装備。電子書籍を閲覧できる「マンガ・ブックリーダー」も搭載しており、最大3MBのダウンロードが可能となっている。 有効画素数320万画素のCMOSカメラや、microSDカードスロットを装備。音楽再生時の連続再生時間は16時間。ワンセグの連続視聴時間は約230分。連続待ち受け時間は約540時間。112×48×16.9mm(縦×横×厚み)、重量は約125g。
■ SO905i
「ウォークマン」や「BRAVIA」の技術を採用したソニーエリクソン製の携帯電話。ボディカラーは、ブラック、ホワイト、レッド、シャンパンベージュの4色を用意する。 ワンセグ放送の録画/視聴に対応し、液晶ディスプレイは、3型/480×864ドット。BRAVIAの技術を応用したモバイルディスプレイ用高画質化エンジン「RealityMAX」を搭載し、高コントラストな映像表現を可能とした。また、内蔵センサーで端末の動きを検出し、使いたい時にキーが浮き上がるという「ビューイングタッチキー」により、ワンセグの直観的な操作を可能としたという。 3ユニットフロントスピーカー」も搭載。背面のリングがスタンドになり、傾きを2段階で調節できる「2ステップワンセグスタンド」も備えている。ワンセグの連続視聴時間は約230分。 ソニーエリクソン端末独自のジョグ機構「+JOG(プラスジョグ)」や予測変換機能「POBox Pro 2.0」を搭載。キーの押しやすさにこだわったという「ウェーブスクエアキー」も採用している。 音楽プレーヤー機能はATRAC3とWMAの再生に対応。省電力化を実現する「Virtual Mobile Engine」を搭載し、ATRAC3で65時間以上、WMAで53時間以上の音楽再生が可能となっている。USB端子はUSB 2.0をサポートし、パソコンからの高速な楽曲転送が行なえる。赤外線通信機能「IrSimple/IrSS」にも対応する。
拡張カードスロットはmicroSD。320万画素のCMOSカメラも装備する。連続待ち受け時間は約520分。外形寸法は110×49×19.7mm(縦×横×厚み)、重量は約134g。 ■ その他 パナソニックモバイルは「VIERAケータイ」として、「P905i」、「P905iTV」の2製品を発表している。
「N905i」はワンセグの録画視聴に対応し、520万画素CMOSカメラを搭載したNEC製端末。液晶は3.0型/480×854ドットの「スーパーシャインビューEX」で、音響面ではヤマハのサウンド技術を導入している。ワンセグの連続視聴時間は約200分。 「F905i」は、3.2型/480×864ドットのスーパーファインIPS液晶を装備した富士通製端末。ワンセグの連続視聴時間は約260分。WMAの音楽再生に対応する。
□NTTドコモのホームページ ( 2007年11月1日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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