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日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は7日、AV機器向けHDDブランド「CinemaStar」の新モデルとして、3.5インチの「P7K500」と2.5インチ「C5K250」を発表した。 ■ P7K500シリーズ 3.5インチのAV機器向けHDDで、10月発売のPC向けHDD「Deskstar P7K500」シリーズがベースとなる。容量は250/320/500GBの3モデルを用意し、250GBは1プラッタ構成で、320/500GBの2モデルは2プラッタ構成となる。 HDD内の記憶領域を複数のゾーンに分けて、ゾーンごとに異なるデータ修復処理の設定が行なえる「AVゾーンニング」機能を搭載。整合性を重視するシステム情報エリアと、処理時間が優先される映像データの記録エリアに対して、それぞれに異なる修復処理が行なえるため、従来モデルよりスムーズな映像処理が行なえるとしている。 従来モデルと同様、オーディオ/映像ファイルの再生などに最適化した「SmoothStream」技術も実装する。 回転数は7,200rpm、バッファ容量は8MB。アイドル時の動作音は2.6、2.5bels(500/320GB、250GB)。インターフェイスはシリアルATAのほか、パラレルATA対応モデルも用意する。
□製品情報 ■ C5K250シリーズ
2.5インチ/9.5mm厚のAV機器向けHDDで、バッテリ駆動の携帯ビデオ機器や、小型/薄型STBなどへの採用を見込む。容量は80/120/160/250GBを用意し、80/120GBは1プラッタ構成で、160/250GBが2プラッタ構成。 回転数は5,400rpm、バッファ容量は8MB、読み込み時の平均シーク時間は13ms。接続インターフェイスはシリアルATAに対応する。動作音はアイドル時が2.4bels、シーク時は2.6bels。 オーディオ/映像ファイルの再生などに最適化した「SmoothStream」技術は、アップデートした第2世代の技術を実装する。
□製品情報 □日立GSTのホームページ ( 2007年11月7日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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