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ナナオ、1,920×1,200ドットの24.1/27型ディスプレイ
-HDCP対応。輝度/色ムラを抑える独自回路内蔵


左が24.1型の「SX2461W」、右が27型「SX2761W」
12月6日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社ナナオは、液晶ディスプレイ「FlexScan」シリーズ新モデルとして、1,920×1,200ドットのパネルを採用した24.1型の「SX2461W」と、27型の「SX2761W」の2モデルを発売する。価格はどちらもオープンプライス。直販価格と発売日は、24.1型が137,800円で12月6日、27型が178,000円で12月14日。

 カラーリングは両モデルとも、セレーングレイ(GY)、ブラック(BK)の2色を用意する。

 どちらのモデルも1,920×1,200ドット、VA方式のパネルを搭載。A3サイズのデータを実寸表示でき、各種ツールパレットを表示するスペースも残っているため、グラフィックデザインやCAD、写真/映像編集などでの使用を想定している。両モデルとも入力端子は、HDCP対応のDVI-Iを2系統用意する。

 輝度は24.1型が300cd/m2、27型が320cd/m2。コントラスト比はどちらも850:1。オーバードライブ回路を内蔵しており、応答速度は16ms(黒→白→黒)、6ms(中間色)。視野角は上下左右178度。

27型「SX2761W」のセレーングレイモデル 24.1型「SX2461W」のブラックモデル

 広色域が特徴で、27型はAdobe RGBカバー率が95%、24.1型が96%。NTSC比はどちらも92%。独自開発の画像制御ICを用いることで、従来14bitだった内部演算処理を16bit化。さらに、12bitガンマ補正を可能にしたことで、「滑らかな階調表現と正確な色表現を実現した」という。

輝度や色ムラを補正する「デジタルユニフォミティ回路」を備えている

 液晶は大型になるにつれ、輝度や色のムラが起こりやすくなるが、製品によって異なるムラの情報を内蔵メモリに保存。そのデータに合わせて補正した映像を表示することで、ムラを打ち消し、均一な表示を実現するという「デジタルユニフォミティ回路」を備えている。同社のプロ向けディスプレイ「ColorEdge」で採用されている技術がベースで、ColorEdgeではより細かなムラの計測が行なわれている。

 部分的な色調整が可能な「6色独立調整機能」や、表示内容に合わせた画質が選べる「FineContrast」機能、表示切替を自動化する「Auto FineContrast」などを装備。アスペクト比固定表示モードも備えている。

 スタンドは上40度のチルトが可能で、左右35度のスイーベル機能も用意。右90度のピボット表示にも対応する。アップストリーム×1、ダウンストリーム×2のUSB端子も用意。消費電力は24.1型が110W、27型が115W。スタンドを含む外形寸法と重量は、24.1型が566×230×456~538mm(幅×奥行き×高さ)、約11kg。27型が630×254.7×492.5~610.5mm(同)で、約13.2kg。

右90度のピボット表示にも対応 前面操作ボタン部

□ナナオのホームページ
http://www.eizo.co.jp/
□ニュースリリース (27型)
http://www.eizo.co.jp/products/lcd/sx2761w/index.html
□ニュースリリース (24.1型)
http://www.eizo.co.jp/products/lcd/sx2461w/index.html

(2007年11月8日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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