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米Sony Creative Softwareは、業務向けビデオ編集ソフトの日本語版「Vegas Pro 8 コレクション」を12月7日に発売する。価格は通常版が99,750円、乗換え版が81,900円、アカデミック版が71,400円。対応OSはWindows XP/Vista。販売はフックアップが担当し、量販店でも販売される予定。 HDV/DV/XDCAM対応のリアルタイムビデオ編集ソフト「Vegas Pro 8」に、DVDオーサリングソフト「Architect Pro 4.5」、ドルビーデジタル(AC-3)エンコーダを加えた、映像制作業務向けのパッケージ。 新たに、AVCHDカメラからの取り込みにも対応したほか、タイムラインからBlu-ray Discへの書き込みも行なえるようになった。なお、9月より発売されている英語版と機能は同じ。 BD書き出し時は、MPEG-2またはMPEG-4 AVC/H.264形式が選択可能で、解像度は1,440×1,080ドットとなる。なお、メニュー画面などの作成は行なえない。
上記以外の新機能として、マルチカメラ編集に対応。また、32bit浮動小数点処理(従来は8bit)をサポートし、映像処理の精度向上を図った。マルチトラックのオーディオミキシングコンソールも追加されている。 また、HDVのLongGOPフォーマットや、XDCAMの映像を再エンコードせずにレンダリング可能となった。プレビュー画面を90度回転させることで、縦位置で撮影したファイルもそのまま編集可能。そのほか、字幕作成プラグインが強化されている。
従来バージョンと同様に、HD/SDファイルを同じタイムライン上で混在して編集可能。また、手持ちの素材を利用できるチュートリアル機能も搭載する。そのほか、PSPへの書き出しも行なえる。 入力対応ファイル形式は、映像がMPEG-1/2やMP4、WMV、M2T/M2TS、MOVなどで、音声はWAV/WMA/MP3/AA3(ATRAC3)/OGGなど、静止画はJPEG/TIFF/BMP/GIFなど。出力は映像がMPEG-1/2、MP4、WMV、M2T、MOVなど、音声はWAV/WMA/MP3/AA3/AC3/OGGなど。動作環境はCPUが1GHz(HDV編集には2.8GHz推奨)、メモリが1GB。
□Sony Creative Softwareのホームページ(英文) ( 2007年11月8日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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