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ソニーは、レンズ交換可能な業務用HDVビデオカメラを2008年2月より発売する。ショルダータイプの「HVR-S270J」と、ハンディタイプの「HVR-Z7J」を用意し、価格はHVR-S270Jが115万5,000円、HVR-Z7Jが73万5,000円。
撮像素子やカメラの基本機能は共通で、新開発の1/3型、112万画素CMOSセンサーを3枚使った「3クリアビッドCMOSセンサー」を搭載。CMOSセンサー内にカラムA/Dコンバーターとデュアルノイズリダクションを集積化した「Exmor」技術により、暗部撮影でも低ノイズ化を図り、最低被写体照度1.5luxを実現した。 1/3型バヨネットマウントを採用し、レンズ交換が可能。付属のカールツァイスレンズは光学12倍ズームで、35mm換算の焦点距離は32.0~384mm(16:9時)。オートフォーカスや光学手ぶれ補正を搭載する。別売の8倍ワイドズームレンズ(24~192mm)も用意。さらに、業務用ビデオレンズメーカーの1/3型ENGレンズも装着可能で、専用アダプタ「LA-100W」を介して、デジタル一眼レフカメラ「α」シリーズのレンズも装着できる。なお、αレンズ装着時には、35mm判換算の焦点距離が7倍相当の画角となる。
従来のHDV 1080/60i、DVCAM/DV 480/60i記録に加え、HDVの1080/24p、30pのプログレッシブ記録に対応。映画的な映像表現やショートムービーなどの制作が可能。また、インターレースに変換して記録するプログレッシブスキャンモードも備えている。 HDVテープだけでなく、CFカードへの記録も可能。同梱しているメモリーレコーディングユニットと別売りのCFカードを利用して、HDV(.m2t)/DVCAM/DVの映像をファイルとして記録できる。DVテープとCFの同時記録も可能。メモリーレコーディングユニットの外形寸法は約57×102×34mm、重量約130gで、ビデオカメラ本体に装着できる。 液晶モニターは3.2型/92.1万画素のXtraFineを搭載。ビューファインダーは0.45型122.7万画素相当で、「HD映像に求められるシビアなフォーカシングに対応する」という。細かな画質調整が可能な「ピクチャープロファイル」も搭載し、ガンマやニー、ディティール、カラーモードなどが変更できる。 ショルダー型の「HVR-S270J」は、スタンダードカセットにも対応。HDV記録時で最長276分、DVCAM記録時で最長184分の記録が可能。ビューファインダーと液晶モニターの両方で映像を確認できる、「デュアルファインダー」も備えている。
HD-SDI出力(BNC)、i.LINK(6ピン)、コンポーネント出力(BNC)、コンポジット出力(BNC)、S映像、オーディオ入力(XLR)などを装備。HDVの4chオーディオ記録にも対応する。外形寸法は約305×505×277mm(幅×奥行き×高さ)、本体重量は約5.4kg。 ハンディ型の「HVR-S7J」の外形寸法は176×439×199mm(幅×奥行き×高さ)、本体重量は約2.4kg。HDMIやコンポーネント映像出力、i.LINK(6ピン)などを装備する。 また、1080/24p/25p/30pの記録/再生に対応し、HD/SD-SDI出力を装備したHDVレコーダ「HVR-M35J」も2008年2月より発売。価格は60万9,000円。 □ソニーのホームページ ( 2007年11月14日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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