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12月1日にBSデジタル放送で開局する新チャンネル「BS11デジタル」(ビーエスイレブンデジタル)では、「アニメ+」と「ANIME+」という2つのアニメ放送枠が用意されている。その放送枠で放送を予定している作品のラインナップを、協力しているバンダイチャンネルが公開した。なお、BS11デジタルは無料放送となっている。 「アニメ+」は「親子で楽しめる」をテーマにした放送枠で、毎週土・日曜日の19時~20時。「ANIME+」は「特選アニメ」を揃えたという枠で、毎週金・土曜日の23時~25時に放送する。
■ ANIME+ 「ANIME+」では、開局を記念し、アニメ関連の特番や名作アニメを金・土曜日の放送枠にとらわれず、2008年のお正月にかけて大量にオンエアする。「雲のむこう、約束の場所」や「トップをねらえ2!」など、比較的新しい作品も含まれており、HDマスターを用いた放送が期待されるところだが、新たに製作されたガンダムの特別番組を除き、SD放送用マスターをアップコンバートしたHD放送になるという。
HD解像度で製作された特別番組「検証! 機動戦士ガンダムの世界 宇宙世紀への道」は、小説家の福井晴敏氏と眞鍋かをりさんが中心となり、ガンダムの背景にある科学技術や政治、経済を、現実の宇宙計画やロボットテクノロジーとの対比形式で紹介・検証していくというもの。 2008年1月4日からスタートするレギュラー番組は、金曜日に「シゴフミ」、「true tears」、「ご愁傷さまニノ宮くん」、「タイトル未定」の4本。土曜日には「新世紀エヴァンゲリオン」、「創聖のアクエリオン」、「GUNSLINGER GIRL」(第1期シリーズ)、「タイトル未定」をラインナップする。これらの放送の解像度は番組によって異なる。 新作アニメ「シゴフミ」は、同名ライトノベルを原作としたもので、死者から届くメッセージ“シゴフミ”を、生きている人々に届ける配達人の少女を主人公とした物語。「true tears」は恋愛アドベンチャーゲームを原作としたアニメで、絵本作家を目指す少年と、誰かに涙をあげてしまった“泣けない少女”が織りなすラブストーリー。
■ アニメ+ アニメ+で目玉番組として用意されているのは新作特撮ドラマ、「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」。12月1日から、毎週土曜日の19時から、全13話をオンエア。HD製作のドラマで、怪獣無法地帯と化した惑星ボリスを舞台に、スペースミッションのエキスパート集団と謎の青年・レイが冒険を繰り広げる。 バンダイチャンネルでは放送と同時にネット経由での無料配信も実施。さらに、放送1週間前に有料の先行配信も予定している。
ほかにも、ファーストガンダム全43話や、「ふたりはプリキュア」全49話、デジモンアドベンチャー(全54話)、新作の「さあイコー! たまごっち」などをオンエア予定。
□BS11のホームページ
(2007年11月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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