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ソニーは、新開発の液晶パネル「BrightEra」を搭載したデータプロジェクタ「VPL-FH300L」と「VPL-FW300L」を2008年2月12日より順次発売する。価格はともにオープンプライス。
VPL-FH300Lは、2,048×1,080ドットの2K×1Kパネルを採用し、2008年2月12日に発売。店頭予想価格は400万円前後。VPL-FW300Lは1,366×800ドットパネルを搭載し、3月22日より発売する。店頭予想価格は220万円前後。 大学の大講堂や、企業の会議室、イベント会場などでの利用を想定したデータプロジェクタ。最大600型までの投射に対応する。VPL-FW300L/FH300Lの違いは、パネル解像度と輝度、コントラスト比など。 ともに、無機配向膜を採用した新開発の1.2型液晶パネル「BrightEra」を搭載。同パネルを利用することで、従来よりも強力な光源が利用可能となり、高輝度化を実現した。パネル解像度2,048×1,080ドットのVPL-FH300Lでは輝度6,000ルーメン、コントラスト1,300:1を実現。1,366×800ドットのVPL-FW300Lは7,000ルーメン、コントラスト1,500:1。ランプは275Wの2灯式。 レンズは光学1.26倍の電動ズーム/フォーカスレンズ(F1.7~2.1)。電動水平/垂直レンズシフト機構も備えている。また、バヨネットマウント方式を採用し、レンズ交換に対応。設置環境に合わせたオプションレンズを選択できる。 「設置型プロジェクタとして、機能美と空間への調和を追及した」という円形のデザインを採用。ケーブルも本体のコントロール/コネクタパネル部に収納できる構造とし、設置時にすっきりした印象を与えることに注力したという。 入力端子はHDMI×1と、アナログRGB(D-Sub 15ピン)×2、アナログRGB/コンポーネント共用(BNC)×1、S映像×1、コンポジット(BNC)×1を装備。100BASE-TX対応のEthernetやモニター出力(D-Sub 15ピン)、RS-232Cのリモート端子などを用意する。 ネットワーク経由での電源ON/OFFや、専用アプリケーションを用いたネットワークプレゼンテーションに対応。消費電力は最大820W。外形寸法は699×785×298mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約30.5kg。リモコンが付属する。
□ソニーのホームページ ( 2007年12月5日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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