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株式会社ギャガ・コミュニケーションズは、DVD「ブリキの太鼓 HDニューマスター版」を2008年2月1日に発売する。初回版に本編を収録したHD DVDビデオが付属するのが特徴。価格は3,990円。発売元はIMAGICA TV。 '79年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した、フォルカー・シュレンドルフ監督の映画。HDニューマスター版となっており、HD DVDではHD解像度で収録されている。映像はビスタサイズで、MPEG-4 AVCで収録。音声はドイツ語で、ドルビーデジタル5.1chと、ドルビーデジタルプラス2chの2種類で収録予定。 本編の収録時間は142分。DVD版の音声は、ドイツ語のドルビーデジタル5.1chのみとなる。また、特典映像として監督のインタビュー(約35分)も収録している。 1920年代。ポーランドの港町ダンツィヒで暮らす少年・オスカルは、3歳の誕生日に母からブリキの太鼓を買い与えられる。母アグネスはドイツ人の父アルフレートと結婚していたが、いとこのポーランド人ヤンと不倫を重ねていた。 そんな大人の醜い世界に嫌気がさしたオスカルは、階段から落ちることで自らの成長を止め、太鼓を叩きながら奇声を発することで周囲のガラスを破壊する能力を得る。一方、ナチスの台頭が町を脅かす中、密会を重ねるアグネスはついにヤンの子どもを身ごもり、自殺してしまう……。 出演はダーヴィット・ベネント、マリオ・アドルフ、アンゲラ・ヴィンクラーほか。
なお、同日にはゴダール映画2本のHDニューマスター版も、同じくギャガから発売される。'66年公開の「男性・女性 HDニューマスター版」(GADY-1239/3,990円)と、「彼女について私が知っているニ,三の事柄 HDニューマスター版」(GADY-1241/3,990円)。ただし、この2作品にHD DVDは付属しない。
□ギャガのホームページ
(2007年12月6日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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