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松下電器産業株式会社は、TechnicsブランドのDJ向けターンテーブル「SL-1200MK6」を2008年2月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後の見込み。本体カラーはブラック(-K)とシルバー(-S)の2色を用意。 また、シリーズ35周年を記念し、インテリアとして利用できるゴールドディスクや、SL-1200シリーズの歴史などが記載されたブックレットを同梱する1,000台限定の「SL-1200MK6K1」を12月12日より先行発売。本体カラーはブラックで、同梱品以外の仕様や価格などについては、通常モデルと同等となる。
1972年に最初のモデルが発売されたターンテーブル「SL-1200」シリーズの第6世代モデル。キャビネットは、上部にアルミダイキャスト、中間部は独自開発の「Technics Non Resonance Compound」(T.N.R.C)、下部には特殊重量級ゴムを備える3層構造を採用。振動を減衰し、針飛びが起きにくいという。
ターンテーブルとモーターを一体化したハイトルクのD.D.(ダイレクトドライブ)モーターを採用し、0.7秒で定速回転に達する。起動トルクは1.5kg・cm。回転数は33.3/45rpmに対応。 回転制御にはクォーツシンセサイザーを使用する。縦型フェーダーピッチコントロールには、新たなコントロール回路を追加し、目盛りと実際のピッチとのばらつきを軽減している。 トーンアームはS字型で、アーム基部と接触点にベアリングとピボットを設置し、アームの水平回転軸(横への動き)と、垂直回転軸(縦への動き)の中心を一致させ、トーンアームの回転の中心でアーム・バランスを制御する「ジンバルサスペンション方式」を採用。アーム部の信号線にはOFC(無酸素銅)を採用する。 針先のイルミネーターとして、青色LEDを装備。適用カートリッジ質量は3.5~13g。針圧調整範囲は0~4g。外形寸法は453×353×172mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.7kg。 □松下電器のホームページ ( 2007年12月6日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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