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ティアック、タンノイ「Mercury F」シリーズ強化モデル
-80周年モデルの設計を踏襲した高品位パーツ採用 |
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株式会社ティアック エソテリック カンパニーは、タンノイブランドのスピーカー「Mercury F」シリーズをグレードアップさせた「Mercury F Custom」シリーズ4モデルを12月下旬より発売する。価格は下表の通り。
| 種類 |
型番 |
価格 |
| トールボーイ |
Mercury F4 Custom |
57,750円(1台) |
| ブックシェルフ |
Mercury F1 Custom (フロント用) |
40,950円(ペア) |
Mercury FR Custom (リア用) |
37,800円(ペア) |
| センター |
Mercury FC Custom |
37,800円(1台) |
2004年に発売された「MERCURY F」シリーズの後継モデル。ドライバユニットなどの基本設計を継承しながら、2006年に創立80周年記念モデルとして発売された「プレステージ」シリーズSEのネットワーク回路を新たに採用。ハイパスフィルタ側には英ICW製「ClarityCap」コンデンサを搭載したことで、スムーズなロールオフ性を獲得。ローパス側にはラミネート鉄芯に高密度に銅素線を巻き付けた低損失インダクタを採用し、抜けの良い低域を実現した。これらの結果、ボーカルレンジの中域において透明感が増し、深みのある低域再生が行なえるという。
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| Mercury F4 Custom |
また、オランダvan den Hul製のシルバーコーティング銅ケーブルで伝送ロスを低減、24K金メッキの真鍮製スピーカーターミナル(F1/F4/FCのみ)で接触抵抗を軽減するなど、よりハイグレードなパーツを搭載している。F4はバイワイヤリングにも対応。
いずれの製品も、ウーファには異種素材の混入により軽量化と剛性の両立を図ったペーパーコーンを使用。センタースピーカーの「FC」は、2基のウーファがツイータを挟む配置。適度な重量によりテレビ上部に安定したセッティングが行なえるという。ツイータはソフトドーム型で、ドライバユニットにネオジウムマグネットを搭載する。
エンクロージャは16mm厚(FRのみ12mm厚)のパーチクルボード。フロントバッフルは19mm厚(同16mm厚)のMDF。F1/F4には、ウーファユニット後部をリアパネルからの支柱で特殊ダンプ材を介して補強するという上位モデルの設計を新たに導入するなど、不要共振対策を強化した。エンクロージャの外観はアップル木目調。
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| Mercury F1 Custom |
Mercury FR Custom |
Mercury FC Custom |
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Mercury F4 Custom |
Mercury F1 Custom |
Mercury FR Custom |
Mercury FC Custom |
| ツイータ |
25mm×1 |
| ウーファ |
165mm×2 |
130mm×1 |
100mm×1 |
100mm×2 |
| 能率 |
91dB |
87dB |
86dB |
90dB |
| 連続許容入力 |
100W |
50W |
40W |
70W |
| インピーダンス |
8Ω |
クロスオーバー
周波数 |
2.7kHz |
2.9kHz |
2.9kHz |
2.8kHz |
| 周波数特性(±3dB) |
35Hz~20kHz |
55Hz~20kHz |
59Hz~20kHz |
68Hz~20kHz |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) |
204×290×970mm |
170×220×300mm |
140×160×210mm |
430×170×150mm |
| 重量(1台) |
13.5kg |
4.4kg |
2.4kg |
5.5kg |
□ティアックのホームページ
http://www.teac.co.jp/av/
□製品情報
http://www.teac.co.jp/av/import/tannoy/merc_f_c/
□関連記事
【2005年12月6日】タンノイ、スピーカー「FUSION」シリーズの名称を変更
-海外で商標登録が問題に。新名称は「MERCURY F」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20051206/teac.htm
【2004年4月28日】ティアック、タンノイの新スピーカーシリーズ「FUSION」
-トールボーイとブックシェルフなど計6機種
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040428/teac.htm
(
2007年12月17日
)
[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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