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カノープス、「AVCHD converter」がマルチコアに対応
-ほぼ実時間で変換可能に。プレビュー機能も追加


12月21日公開


 カノープス株式会社は21日、AVCHDビデオカメラで撮影した映像を、同社の圧縮形式「Canopus HQ Codecに変換するソフト「Canopus AVCHD converter」の最新アップデータを公開した。ファイルサイズは8.19MB。

 最新バージョンのVer.2.00では、マルチコア環境に対応。CPUコアが複数ある環境において、コア数より少ないファイルを変換する場合に、変換時間が短縮するという。同社では、「1ファイルの変換で、Intel Core 2 Quad Q6600以上の能力を持つ4コアのCPUを利用する場合、ほぼ実時間以下で変換が行なえる」としている。

 ソフトに内蔵するH.264デコーダを新規開発のモジュールに変更し、シングルコア環境での速度を向上。具体的には前バージョン(Ver.1.05以前)と比べて、10%の速度向上と、50%のメモリ使用量が節減されているという。

 また、AVCHDプレビュー機能が追加され、AVCHDビデオカメラの映像が再生できる。ただし、表示ウィンドウサイズに関係なく、フルフレームをデコードするため、滑らかに再生するには、Intel Core 2 Quad Q6600以上のCPUが必要としている。

 そのほか、以下の不具合が修正されている。

  • Panasonic製カメラ付属のアプリケーションでカット編集したAVCHDファイルが変換できない
  • カット編集や分割された先頭以外のファイルを変換すると、映像と音声がずれることがある

マルチコアに対応し、コア数と同じ数までのファイルを同時に変換できる AVCHD映像のプレビュー機能を追加した

 Canopus AVCHD converterは、AVCHDの映像をCanopus HQ Codecに変換するソフトで、2006年12月より無償で提供されている。変換後は同社のビデオ編集ソフト「EDIUS Pro version 4」や「エディウスJ」などで編集が可能。

□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/
□機能紹介ページ
http://www.canopus.co.jp/catalog/edius_pro/avchd_converter2.htm
□ダウンロードページ
http://www.canopus.co.jp/download/avchd_converter_ev.htm
□関連記事
【2006年12月11日】カノープス、AVCHD映像を「HQ Codec」に変換するツール
-無償提供。「EDIUS」シリーズで編集可能に
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20061211/canopus.htm

( 2007年12月21日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]


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