ティアック、「P-01」と「D-01」を有償バージョンアップ －内部回路や配線の交換などで音質を向上

　株式会社ティアック エソテリック カンパニーは、SACD/CDトランスポート「P-01」と、SACD/CD対応モノラルDAC「D-01」の有償バージョンアップサービスを実施する。2008年1月15日より受付を開始し、2月末より順次バージョンアップをスタートする。価格はP-01が315,000円、D-01は157,500円。

　P-01のバージョンアップでは、主要内部配線を従来の6NCu銅線から、より純度の高い8NCu銅線に交換。ピュアさと分解能、テクスチャーを際立たせるという。8NCu銅線は、日鉱マテリアルズ開発の高純度銅素材を採用する。

　内蔵のデジタル信号処理回路の一部に、最適化を行なうほか、ピックアップ、スピンドルモータなどの駆動部を含むメカ制御用電源部をアップグレード。電源ユニットについても、コンデンサの追加/交換による音質チューニングを施す。

　D-01のバージョンアップについても、主要回路や部品の再検討を行ない、コンデンサなどのパーツ追加や交換、内部配線経路の最適化などの音質チューニングが施される。

P-01	D-01

　P-01は、2004年に発売したSACDトランスポートのフラッグシップモデルで価格は231万円。独自フォーマット「ES-LINK」によるSACDのマルチチャンネル出力などに対応。D-01はES-LINKフォーマットの入力に対応するDACで、価格は115万5,000円。

□ティアックのホームページ
http://www.teac.co.jp/av/
□バージョンアップ情報
http://www.teac.co.jp/av/info/v_up.html
□製品情報
http://www.teac.co.jp/av/esoteric/p01_d01/index.html
□関連記事
【2004年9月1日】ティアック、SACDトランスポートとDACのハイエンドモデル
－独自の「ES-LINK」方式でDSD信号をモノラルDACへ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040901/teac.htm

( 2007年12月25日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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