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ソニー、リアプロ事業から撤退。「液晶と有機ELに注力」
-製造は2月末まで、3月末より順次販売終了 |
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ソニーは27日、リアプロジェクションテレビ事業から撤退するとの報道に対し、3月末より順次販売を終了することを明らかにした。
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国内最後のモデルとなった2006年発売の「Aシリーズ」 |
現在、リアプロテレビの生産は子会社のソニーイーエムシーエス株式会社 一宮テックと、メキシコ、マレーシアの3拠点で行なっているが、2月末をめどに生産を終了し、3月末には主力となっている北米での販売を終了。引き続き他地域でも順次販売を終える見込み。今後は「液晶や有機EL事業に注力する」としている。
ディスプレイサーチの出荷実績調査では、2007年第3四半期においてソニーは台数シェアトップ、金額ベースで2位。しかし、リアプロ市場全体では、テレビに占める割合が前年同期の15%から0.7%にまで縮小。10月には、リアプロ「LIVINGSTATION」を販売していたセイコーエプソンが生産を終了している。
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□BRAVIAのホームページ
http://www.sony.jp/products/Consumer/bravia/
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(
2007年12月27日
)
[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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