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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は22日、ソフトバンクモバイル株式会社と協業し、独自の携帯電話を含む、各種サービスを展開する「ディズニー・モバイル」を3月1日から開始すると発表。同日に販売を開始する対応携帯電話「DM001SH」(オープンプライス)も発表した。 ソフトバンクモバイルの携帯電話網を借り受ける形で展開するサービスで、利用料金はソフトバンクの料金プランの中から選択可能。追加料金などは発生せず、通話プランや割引などのサービスはソフトバンクの携帯電話との間でも適用されるため、料金的にはソフトバンクの携帯電話と同じ感覚で利用できるという。端末はソフトバンクショップと主要家電販売店で取り扱われる。 通話やソフトバンク向けの携帯電話用サイト、インターネットへのアクセスなどは、ソフトバンクの携帯電話と同様に可能。「ディズニー・モバイル」ならではの機能として、ユーザーに「@disney.ne.jp」という、ディズニー・ドメインのメールアドレスが付与され、メール内にディズニーのキャラクター画像やアイコンを使い、デコレーションすることができる。
また、対応携帯電話に設けた「D」ボタンを押すと、「Disney Web」のポータルサイトにアクセスする機能も装備。Yahoo! JAPANとのコラボレーションにより提供されるもので、メインの利用者として想定している女性に向けた情報カテゴリを豊富に用意する。 端末の着信音やプリインストール動画/ゲームなどにディズニーのコンテンツが使われるほか、デコレメールのテンプレート、デジカメ機能のフォトフレーム、絵文字などにもディズニー・キャラをデザイン。待ち受け画面やメニュー画面、サブディスプレイもディズニーらしくカスタマイズできるという。
ほかにも、「style:id」、「ディズニー・モバイルシアター」、「ディズニー・メールファクトリー」など、23のコンテンツサービスを追加料金無しで利用可能。ディズニー・モバイルのユーザーでない場合は、通常月額105~315円かかるサービスとなっている。ほかにも、ポイントを貯めてディズニー関連商品や特典がもらえる、ディズニー・マジックポイント・クラブも用意している。
■ DM001SH
対応端末の第1弾モデルとして投入されるのが、シャープ、ソフトバンクと開発協力した「DM001SH」。カラーリングはShiny Silver、Glitter Gold、Sparkling Pinkの3色。ディズニーでは「今後年間3回のペースで携帯電話機を開発し、複数色で展開する」としている。 折りたたみタイプで、2.6型/320×240ドットのモバイルASV液晶ディスプレイを備えており、ワンセグチューナも内蔵。視聴予約や、microSDメモリーカードに録画することも可能。最大5件の録画/視聴予約も可能。EPGの「Gモバイルガイド」も利用できる。
端末表面にミッキーのシルエットのモノグラムをあしらっているほか、センターキーもミッキーのシルエットになるなど、「ディズニーらしさをさりげなく演出した」というデザインが特徴。前述のように、プリインストールコンテンツにも、ディズニー・キャラクターが使われたものが収録されている。
音楽再生はWMA、SD-Audioに対応。PCを使い、音楽CDをWMA形式で取り込み、転送までを行なうソフトバンクのソフト「S! ミュージックコネクト」にも対応。着うた、着うたフルもサポートしている。ほかにも、有効200万画素のデジタルカメラ機能も備えている。
外形寸法は101.5×49×12.9mm(縦×横×厚さ)。重量は約101g。連続通話時間は220分、連続待ち受け時間は約300時間。
□ディズニー・モバイルのホームページ
(2008年1月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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