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ソニーは、PCブランド「VAIO」の2008年春モデルの第2弾として、6シリーズ計19モデルを発表。その中で、デジタルチューナを内蔵している店頭販売向けモデルは4機種、オーナーメイド/法人向けカスタマイズモデルでは、7モデルがデジタルチューナを内蔵できる。店頭販売向けモデルの予想価格は下表の通り。 なお、TP1(VGX-TP1DTW)に付属する外付け地上/BS/110度CSデジタルチューナ「VGF-DT1」を除く、デジタルチューナ内蔵モデルはいずれも「ダビング10」への対応を予定しており、後日のアップデートでサポートするという。
【お詫びと訂正】
■ TP1 円形の筐体を採用した、リビング向けPC「TP1」の新モデルとして、「VGX-TP1DTW」が追加される。従来モデルと同様に、デザインを本体に合わせた、円形の外付け地上/BS/110度CSデジタルチューナ「VGF-DT1」を同梱。デジタル放送の録画が行なえる。 新しいポイントは、CPUに、ノートPC向けのCore 2 Duo T8100を搭載するなど、PCとしてのスペックを強化したこと。また、Blu-ray Discドライブも内蔵。録画したデジタル放送の番組を、BD-REメディアへムーブ可能。SD解像度に落としてDVDへムーブすることもできる。視聴やEPGからの予約は、専用ソフト「VAIO Digital TV」で行なう。ドライブの書き込み速度はBD-R/REともに、1層は2倍速、2層は等倍速。 テレビチューナを別筐体とすることで、テレビ視聴時にPCを立ち上げなくても良いのが特徴。なお、PC本体にHDMI出力も備えている。本体サイズは270×91mm(直径×高さ)、重量は約3.5kg。ワイヤレスキーボードなどが付属する。 BDビデオにも対応した動画編集ソフト「Click to Disc」を同梱。BDのオーサリング時にインタラクティブ機能を付与でき、トップメニュー/ポップアップメニューの作成が可能。本編を再生しながら、シーンの検索やスライドショーのBGM変更などが行なえるという。
■ type A
いずれも17型の大型液晶を搭載した、AVノートPC。「VGN-AR75UDB」のみ1,920×1,200ドットのフルHD解像度。それ以外の2モデルは1,440×900ドットとなる。全モデルでPenrynコアのノートPC向けCore 2 Duoを採用している。 全モデル、地上デジタルチューナを搭載。「VGN-AR75UDB」と「VGN-AR65DB」は、BDドライブを搭載したモデルで、 録画番組のBDメディアへのムーブもサポートする。ドライブの書き込み速度はBD-R/REともに、1層は2倍速、2層は等倍速。
「Photoshop Elements」や「Premiere Elements」をプリインストールするほか、上位モデル「VGN-AR75UDB」では、写真編集ソフト「Adobe Photoshop Lightroom」も収録している。さらに、BDにも対応した動画編集ソフト「Click to Disc」も収めている。
■ そのほか
type Aシリーズでは、「VGN-AR95US/95S/85US/85S」のカスタマイズモデルで、地上デジタルチューナが選択可能。ハイエンドデスクトップモデル「type R master」にも、4つのカスタマイズモデルが追加されており、「VGC-RM94CUS/RM94US/RM94S」でデジタルチューナを選択可能。これらのモデルは選べるPCパーツも性能向上している。
また、店頭販売モデルではtype Tシリーズの「VGN-TZ72B」(2月16日発売)が、ワンセグチューナを搭載したモデルとなっている。11.1型ワイド液晶を備え、店頭予想価格は259,800円。
□ソニーのホームページ
(2008年1月29日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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