JEITA、2007年12月の電子機器国内出荷を発表 －液晶テレビは単月で120万台出荷

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は30日、2007年12月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比103.2%の3,771億円で、7カ月連続のプラスとなった。

国内出荷実績推移(金額) 出典：電子情報技術産業協会電子統計委員会

　映像機器の国内出荷金額は、前年同月比103.6%の2,846億円で7カ月連続のプラス。音声関連機器は、同94.8%の284億円で、3カ月ぶりのマイナスとなった。

　12月のカラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比116.4%の138万台。CRT、液晶、PDPの構成比は2.1%、87%、10.9%で、液晶テレビの割合は過去最高となった。2007年全体の構成比は、6.9%、10.7%、82.3%で薄型テレビが9割以上を占めている。

　液晶は、10型以上の出荷台数が前年同月比129.4%の118万8,000台で、単月で初めて100万台を突破した。特に37型以上は、同155.2%の35万4,000台と高い伸びを示した。通年でも同132.5%の741万1,000台で、7年連続の2桁増。

　PDPの出荷台数は同109.7%の15万1,000台。うち、43型以下がPDP全体の約86%を占めている。通年では同125.6%の96万6,000台。

　DVDビデオは79万8,000台、前年同月比88.1%で4カ月連続のマイナス。DVD録再機のうち9割以上を占めるHDD内蔵型は42万9,000台、同85.1%で同じく4カ月連続のマイナスとなった。再生機は同99.7%の33万6,000台で9カ月ぶりのマイナスとなっている。

　ビデオカメラは前年同月比81.0%の10万5,000台で、2カ月連続のマイナス。デジタルオーディオプレーヤーは81万3,000台、同91.3%で、2カ月連続の前年割れ。そのうち約9割の75万8,000台がフラッシュメモリ搭載型となる。

　カーナビは37万2,000台、前年同月比108.8%で14カ月連続の前年比増。HDD他タイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は68.6%、31.4%。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/shipment/2007/ship_12.htm
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【2007年12月26日】JEITA、2007年11月の電子機器国内出荷を発表
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20071226/jeita1.htm
【2007年11月26日】JEITA、2007年10月の電子機器国内出荷を発表
－37型以上の液晶テレビが前年比184%に増加
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20071126/jeita1.htm

( 2008年1月30日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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