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米Sonic Solutionsは30日(現地時間)、次世代光ディスク向けのオーサリングシステムについて、Blu-ray Discに集中して研究開発投資を行なう方針を明らかにした。 同社のオーサリングソフト「Scenarist」などの開発において、BDに注力。2008年内にBDのネットワーク機能「BD-Live」を活用したディスクオーサリングに対応する。Scenaristについては、従来、BD版とHD DVD版の2種類を開発していたが、HD DVD版については販売を終了する。
同社プロフェッショナルプロダクツ部門のRolf Hartley上級副社長は、「われわれのプロフェッショナルオーサリング顧客は、先進的なインタラクティブ性やオンラインコンテンツなどに積極的に取り組んでいる。Blu-ray Discに集中することで、消費者にダイナミックな体験を提供するための、新しい技術やアプリケーションへの要求を満たすことができる」としている。 今後、Scenarist HD DVD版の顧客向けに、BD向けシステムに乗り換えるための特別なプロモーションを実施する予定。HD DVD版のサポートやアップデートなどは継続して提供する。 なお、同社のコンシューマー部門のRoxio、およびアドバンストテクノロジー(ATG)部門においては、引き続きBlu-rayとHD DVDの両フォーマットをサポートしていく。 □Sonic Solutionsのホームページ(英文) ( 2008年1月30日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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