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シャープ株式会社は20日、業界最小・最薄となるワンセグ放送用チューナモジュール「VA3A5JZ922」を発表した。サンプル出荷は2月29日より開始し、サンプル価格は20,000円。量産開始時期は9月30日を予定している。 業界最小・最薄となるワンセグチューナモジュール。パッケージサイズは5.9×5.9×0.9mm(縦×横×厚み)で、2007年発売の同社製モジュール「VA3A5JZ912」(7.3×7.3×1.25mm)と比べて、厚みが0.35mm薄型化したほか、面積比で約35%小型化している。同社では「ワンセグ携帯の小型化/薄型化に貢献する」としている。 ノイズに強い回路レイアウトを開発し、小型薄型形状ながら、入力感度-109dBmを達成。電波の弱い場所でも良好な受信が行なえるという。OFDM復調回路を内蔵。低消費電力の高周波ICを採用することで、消費電力80mWを実現している。 同社では、チューナモジュールのほか、アンテナやAVデコーダなどのハード面から、アプリケーションなどのソフト面まで、設計開発を全面的にサポートするリファレンスボードも提供可能。設計開発期間の短縮に貢献できるとしている。 □シャープのホームページ ( 2008年2月20日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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