|
米DisplaySearchは19日(現地時間)、2007年第4四半期の世界市場における薄型テレビ出荷の調査結果を発表した。液晶テレビ売上額のブランド別シェアでは、ソニーが19.5%でSumsungを上回り、トップを獲得した。また、テレビ全体では、液晶の占める割合が47%となり、初めてCRT(46%)を越えた。 液晶テレビ売上額のシェアでは、ソニーが19.5%で2007年第1四半期以来の首位。2位がSamsungで19.3%、3位がPhilipsで10.1%、4位がシャープで10.1%、5位がLG電子で7.7%。ソニーは売上額が前年同期比61%増、Samsungは同35%増となっている。なお、台数ベースでは引き続きSamsungが首位。 なお、既報の通り、ソニーは北米市場の液晶テレビ台数シェアにおいて、第4四半期にSamsungを押さえて初のトップとなっている。 液晶テレビ全体では、出荷台数が前年同期比41%増の2億8,500万台となり、シェアでは47%を獲得。CRTの46%をわずかに上回った。年間では2006年に比べ73%増の7億9,300万台が出荷された。金額では年間で34%の増加となっている。 PDPでは、松下が39.6%で前年同期(33%)より拡大し、首位を維持。2位はSamsungで20.3%、3位はLG電子で15.0%、4位は日立で6.6%、5位はパイオニアで6.3%。年間売上額では松下が16%増、Samsungが38%増となっているが、3位以下はいずれもマイナスとなっている。 PDP全体の出荷台数は第4四半期で400万台、2007年の年間では1億1,300万台。金額では四半期ベースで28%増となったが、年間では3%減となっている。 テレビ全体では、台数ベースの首位がSamsungで15.0%、2位がLG電子で11.7%、3位がソニーで8.0%、4位がPhilipsで7.4%、5位がTCLで5.9%。金額ベースではSamsung(18.6%)、ソニー(14.4%)、LG電子(9.4%)、松下(8.4%)、Philips(8.3%)の順となっている。 □米DisplaySearchのホームページ(英文) ( 2008年2月21日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|