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ソニー、動画/静止画撮影地点を地図表示可能なGPSキット
-ハンディカムの動画をGoogle Maps上でサムネイル表示


3月14日発売

標準価格:15,540円


 ソニーは、デジタルビデオカメラ「ハンディカム」などで撮影した動画や静止画に位置情報を付加してPC地図上に表示できるGPSユニットキット「GPS-CS1KSP」を3月14日に発売する。価格は15,540円。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。

 ハンディカムや、デジタルカメラ「サイバーショット」などと一緒にGPSユニットを持ち歩き、撮影データとGPS情報をPCソフトでマッチングさせることで、動画/静止画をPCの地図上に表示できる製品。2006年9月発売の「GPS-CS1K」(15,540円)で対応していた静止画に加え、新たに動画にも対応したほか、アームバンドや自転車/オートバイ用アタッチメントなど付属アクセサリも追加した。

GPSユニット

 GPSユニットの機能は従来モデル「GPS-CS1K」と同じ。なお、「GPS-CS1K」のソフトを新製品同等に機能強化し、上記の新アクセサリを同梱したアップグレードキット「ACC-GPS」も3月14日より「ソニースタイル」限定で販売する。直販価格は3,255円。

 対応機種は、動画が2006年8月以降発売の「ハンディカム」と、「サイバーショット」(DSC-M1/M2を除く)。静止画は、機種を問わずExif2.1以降に準拠しているJPEGファイルが対応する。なお、利用にはインターネット接続環境が必要。

 撮影後、GPSユニットをPCにUSB接続すると、自動でPCソフト「GPS Image Tracker」が起動し、GPSログを取り込む。その後、静止画/動画をパソコンに取り込むと、それぞれの時間情報をマッチングさせることで、撮影データに位置情報が付加される。その後、動画/静止画管理ソフト「Picture Motion Browser」を起動し、静止画/動画データを「マップビュー」機能でオンライン世界地図「Google Maps」上に表示できる。

 静止画では、撮影時の軌跡を簡易表示することが可能。旅行の行程や、サイクリング・ツーリングのコースレビュー、登山などで歩いた軌跡と画像を表示できる。また、静止画と軌跡を他人と共有可能となっており、Eメールで写真と軌跡のデータを送信すると、Internet Explorer 6.0以降のブラウザで閲覧できる。そのほか、地図上の軌跡に沿ったスライドショー再生も行なえる。

 なお、動画では撮影開始時間のGPS情報のみをマッチングさせるため、移動しながら撮影した場合でも、地図上には開始時点の位置を表示。1回の撮影で開始から終了までの軌跡を見ることはできない。表示されるサムネイルは撮影開始時点の画像で、選択すると別ウィンドウにおいて動画が再生する。

 GPSユニットの電源は単3電池1本で、連続使用時間はアルカリ電池で約10時間、ニッケル水素充電池で約14時間。GPSログ記録用の内蔵メモリは31MBで、記録間隔は15秒。外形寸法は約87×36×36mm(幅×奥行き×高さ)、電池を除く重量は約55g。


付属アクセサリで自転車などへの装着も可能


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200802/08-0225/
□製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/Peripheral/GPS/GPS-CS1KSP/index.html
□関連記事
【2006年8月31日】【デジカメアイテム丼】ソニー「GPS-CS1K」
とことん手軽にGPS+デジカメを楽しめるキット(デジカメ)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/item/2006/08/31/4511.html

( 2008年2月25日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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