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ティアック、骨伝導ヘッドフォン「Filltune」の第2弾
-音質などを見直し、本体を軽量化。実売36,000円


3月23日発売

標準価格:オープンプライス


セット内容。ACアダプタも付属する

 ティアック株式会社は、骨伝導ヘッドフォン「Filltune」(フィルチューン)の第2弾モデル「HP-F200」を3月23日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36,000円前後の見込み。

 なお、同製品は、共同開発したフレェイ株式会社から「BCHS-FT002」として同じく3月23日より発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36,540円前後の見込み。

 音を聴く際に耳(鼓膜)を経由せず、骨(頭蓋骨)から内耳(蝸牛)へ直接振動を伝えることで音の信号を知覚できる骨伝導ヘッドフォン。接続はステレオミニで、テレビやオーディオ機器などから付属のアンプユニットに接続して利用する。
骨伝導ユニット部

 骨伝導方式には、フレェイが開発した小型の「超磁歪トランスデューサー」を採用。従来モデル「HP-F100/BCHS-FT001」と方式は共通だが、最大出力は2.8W×2chで、従来モデルに比べ約3.6倍の高出力化を実現。音質面でもアンプ部の見直しが行なわれているほか、装着感向上のために肌に触れる部分の材料や形状が変更されている。

 重量はヘッドフォン部を約10%、アンプ部を約30%軽量化。また、電源は単4電池からリチウムポリマー充電池に変更している。そのほか、左右の音量バランスを微調整する機能を追加。左右認識のためにL/Rの文字を突起させたほか、L側には点字も追加している。
アンプユニット

 入力端子はライン/マイク切り換えが可能。周波数特性はライン入力時で25Hz~20kHz。連続使用時間は約8時間。外形寸法と重量は、ヘッドフォン部が140×22×170mm(幅×奥行き×高さ)、約130g(ケーブル含む)、アンプ部が50×14×103.5mm(同)、約58g。

 なお、ティアックでは、HP-F200の「10日間無料貸し出しサービス」を3月23日より受付開始。4月上旬から順次貸し出しを開始するという。詳細は同社サイトで案内している。
左右の音量バランスは調整はアンプユニット背面にあり、付属のドライバで調整する 左側面にはACアダプタ入力端子 右側面にはMIC/LINE切替えと、ボリュームがある


□ティアックのホームページ
http://www.teac.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.teac.co.jp/news/news2008/20080311-01.html
□フレェイのホームページ
http://www.freyjpn.com/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.freyjpn.com/news/pr080311frey.pdf
□関連記事
【2007年4月13日】ティアック、高域再生を強化した骨伝導ヘッドフォン
-「超磁歪トランスデューサー」搭載。マイク入力装備
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070413/teac.htm

( 2008年3月11日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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