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シャープ、“フルHD液晶TVに最適な画質”のTV番組
-カメラワークや色味などにこだわり。「液晶基準といえる番組に」


4月5日放送開始


 シャープ株式会社は、フルHD解像度の液晶テレビの実力を十分に発揮するため、テレビ番組制作に協力。ハイビジョンテレビでの視聴を想定し、機器のスペックが活かせるという番組「AQUOS美術館 かくて名画は生まれた」を4月5日からBSデジタルのBS-iにて放送する。放送時間は毎週土曜日の22時~22時30分。翌日曜日7時~7時30分に再放送が行なわれる。

 デジタル放送の普及とともに、従来のCRTテレビから液晶などの薄型テレビへのリプレースが進んでいるが、現在放送されている一般的な番組は、アナログ放送用CRTテレビでの視聴を前提としている。シャープでは「大画面で高精細な液晶テレビの良さを十分に活かしきれない」とし、液晶テレビの垂直統合型開発で培った液晶技術やテレビ映像技術のノウハウを番組制作現場に提供したという。

 具体的には、物のアップの寄り方など、大画面での視聴に最適な奥行き感を表現するカメラワークを意識。色再現性の高さや、ノイズの無い精細感ある映像を目指しながら、明るいリビングルームでの視聴を前提にした絵作りを行なうなど、「“液晶基準”ともいえる番組作りを目指す」としている。

 番組の内容は、毎月1人、著名な画家にスポットを当て、名画誕生に隠された秘密に迫るというもの。画家の筆タッチや色使いなどが、フルHD液晶テレビならばより楽しめるとしている。

アルルの跳ね橋を描くゴッホの再現シーン オルセー美術館内

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/080325-b.html
□番組説明
http://www.sharp.co.jp/bs-i/

(2008年3月25日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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