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クラリオン株式会社は、4.3型液晶搭載のポータブルナビ「DrivTrax(ドリブトラックス) 」2モデルを6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はワンセグチューナ内蔵モデル「DTR-P7DT」が7万円前後、Bluetooth搭載の「DTR-P50」が6万円前後の見込み。 いずれも、4.3型のタッチパネル液晶ディスプレイと2GBフラッシュメモリ、SD/SDHCカードスロットを備えたポータブルナビ。「DTR-P7DT」はワンセグチューナを内蔵し、EPGにも対応。SDカードや内蔵メモリへのリアルタイム録画や静止画キャプチャも行なえる。なお、データ放送には対応しない。
「DTR-P50」はワンセグには対応しないが、Bluetoothを内蔵し、対応携帯電話やプレーヤーからのワイヤレス音声受信が可能。HFP/HSP/A2DPのプロファイルをサポートする。 両機種共通の機能として、従来モデル「DTR-P5」で対応していたMP3/WMAの音楽再生に加え、新たにWMV/MPEG-4ビデオ再生にも対応。本体メモリ/SDカード内のファイルが再生できる。そのほか、JPEG/BMPの静止画表示とスライドショー再生も可能。 ナビ機能として、「自動車モード」、「ライダーモード」、「歩行者モード」の3種類を用意、ライダーモードでは右左折案内や案内地点の距離などの情報を優先的に表示し、歩行者モードでは歩行可能な道路へ誘導するなど使い分けができる。GPSエンジンはSiRF製の「StarIII」で、3次元/2次元測位に対応。同社の地図コミュニティサイト「チズルとススム」の地点情報をSDカード経由で本体に転送することもできる。 電源は内蔵リチウムイオンバッテリで、連続使用時間はP7DTが約5時間、P50が約4時間。充電は付属のACアダプタまたはシガーソケットアダプタ経由で行なう。P50はUSBバスパワー充電にも対応する。 Samsung製CPU(400MHz)を搭載し、OSはWindows CE 5.0。SDカードスロットのほか、USB端子やイヤフォン端子を備える。出力1.5Wのスピーカーも搭載する。P50はハンズフリー通話用のマイクも内蔵。外形寸法と重量は、P7DTが83×131×22mm(縦×横×厚さ)、236g。P50が90.5×132×22mm(同)、187g。吸着式の取付スタンドやスタイラスなどが付属する。
( 2008年4月16日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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