松竹、ネット初「男はつらいよ」など松竹映画の配信サイト －月額1,050円。映画割引や試写会などの特典も

「松竹 ONLINE」トップ画面イメージ

5月21日開始 料金：「単品コース」367円(1本) 　　　 「月額コース」1,050円/月

　松竹では、これまで提携先からのコンテンツを配信サイト「シネリエ」で提供してきたが、新たに自社サイトでのコンテンツ販売/課金までを行なうサービスとして「松竹 ONLINE」を開始。ネット配信では初となる「男はつらいよ」に加え、小津安二郎監督の「晩春」、「秋刀魚の味」、木下惠介監督の「二十四の瞳」など松竹映画の中から厳選して配信するとしている。なお、「シネリエ」は今後も継続される。

　「松竹 ONLINE」ではコースにより視聴できる作品が異なり、月額コースでは、旧作(名作)を中心とし、単品コースでは、新作や洋画を含めた作品となっている。また、月額コースでは、映画鑑賞券の割引や、試写会への招待、撮影所見学など映画館ならではの特典も用意する予定。

　サービス開始時のコンテンツ数は両コース合わせて約100本で、毎月10～20本程度を追加して、初年度で約200本のリリースを予定する。更新は毎週金曜日。映像フォーマットはWMVで、ビットレートは1Mbpsと3Mbpsの2種類を用意。

　同社は、人気の俳優や監督、著名人などによる名作紹介コンテンツや、SNSなどの機能を駆使し、2,000本を超える映像資産の活性化を図るとしている。

□松竹のホームページ
http://www.shochiku.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.shochiku.co.jp/guide/information/pdf/080428.pdf
□衛星劇場のホームページ
http://www.eigeki.com/

( 2008年4月28日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.