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フリースケール・セミコンダクタと、富士通マイクロエレクトロニクス株式会社、株式会社アルファシステムズの3社は、HD映像のMPEG-4 AVC/H.264リアルタイムトランスコードに対応するDLNAガイドライン準拠のデジタルメディアサーバー(DMS)開発プラットフォームを共同開発した。 デジタルAV機器メーカーやPC周辺機器メーカーは、同プラットフォームを利用することで、DLNAに対応し、HDのMPEG-2映像をHD/SDのMPEG-4 AVC/H.264へリアルタイムトランスコードが可能なデジタルメディアサーバーを早期に開発できる。例えば同サーバーを導入したリビングのHDDレコーダで録画したHD解像度の地上デジタル放送コンテンツを、SD解像度でお風呂テレビで視聴するなどの応用が可能となる。 今回開発したプラットフォームでは、フリースケールのプロセッサ「PowerQUICC II Pro」と、富士通マイクロのMPEG-2/H.264トランスコーダLSI「MB86H52」、アルファシステムズのDLNA v.1.5対応DMSアプリケーション「ADMS」を統合。DLNAサーバーの基本機能から、MPEG-2/MPEG-4 AVCトランスコード、Gigabit Ethernetなどをリファレンスボード「MPC8349E-mITXE」にまとめている。 なお、フリースケールと、アルファシステムズの両社は、14日より東京ビックサイトで開催される「組込みシステム開発技術展(ESEC)」にて、同プラットフォームのデモンストレーションを実施する。 □フリースケールのホームページ ( 2008年5月12日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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