M-Audio、24bit/96kHz対応のステレオPCMレコーダ －外部マイク対応。デジタル入力も装備

5月17日発売 標準価格：オープンプライス

　アビットテクノロジー エムオーディオ事業部は、ステレオリニアPCMレコーダ「MicroTrack II」を5月17日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は29,800円前後の見込み。

前面に液晶表示部や操作ボタンなどを装備

　コンパクトフラッシュ(CF)/Microdriveに録音できるステレオレコーダで、対応録音形式はリニアPCM(WAV/BWF)とMP3。PCMは、16/24bitで44.1/48/88.2/96kHzの録音が可能。MP3の対応ビットレートは32～320kbps。

　T型のステレオマイクが付属するほか、バランス接続/48Vファンタム電源対応のマイク入力(1/4 TRS)を備え、外部マイクを利用した録音が可能。また、同軸デジタル入力を備え、デジタル録音も可能となっている。ヘッドフォン出力やライン出力(RCA)を装備し、モニターしながらの録音にも対応しており、デジタル入力もモニター可能。

　新たに入力ゲイン幅を拡張したほか、ON/OFFを選択可能なアナログ入力リミッターを装備。2GB以上でもシームレスに録音でき、新たにCFのスピードテスト機能も搭載した。バックライトの輝度調整機能もスリープモードも追加された。

標準ジャックのマイク/ライン入力やヘッドフォン出力を装備	同軸デジタル入力も装備	側面に操作ボタンを備えている

　USB 2.0端子も装備し、パソコンと接続して、ファイル転送も可能。同梱のソフトウェア「Audacity」で簡単な編集も可能となっている。バッテリは内蔵リチウムイオンで約4～5時間の連続駆動に対応(ファンタム電源供給時は約3時間)。USBからの電源供給による動作も可能で、別売のUSB接続のバッテリパックからの給電も可能。ACアダプタのほか、パソコンなどと接続してUSBからも充電できる。

　外形寸法は109×61×28.5mm(縦×横×厚み)、重量は138g(本体のみ)。マイクやキャリング・ポーチ、クリップ付き1/8ステレオ延長ケーブル、電源アダプタ(USBミニ対応)、USBケーブルなどを同梱する。

記録メディアはCF	マイクやUSBケーブルが付属する

□M-Audioのホームページ
http://www.m-audio.jp/
□製品情報
http://www.m-audio.jp/products/jp_jp/MicroTrackII-main.html
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【リンク集】ポータブル リニアPCM/DSDレコーダ一覧
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080228/pcmrec.htm

( 2008年5月16日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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