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DXアンテナ株式会社は、SD(標準画質)映像出力に特化し、低価格化を図った地上デジタルチューナ「DIR610」を6月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18,000円前後の見込み。販売目標は3,000台/月。 普及版の地上デジタルチューナで、チューナは地上デジタルのみに対応し、出力端子としてS映像出力×2と、コンポジット映像×1、アナログ音声出力×2系統を装備。受信した地上デジタル放送をSD解像度(標準画質)でテレビなどに出力する。 2007年10月発売の地上デジタルチューナ「DIR510」から容積比で50%以下の小型化を達成し、外形寸法は160×159×42mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約410g。縦置きにも対応する。また、消費電力についても、動作時に約36%、待機時に95%を削減しており、同社が独自に制定した「ECOマーク」表示機種となっている。 機能面では新たにEPG(電子番組表)表示に対応。なお、データ放送サービスや双方向サービスには対応していない。主要メーカー12社のテレビ(DXブロードテック製も含む)の操作も可能なリモコンが付属する。 同社では、「薄型大画面タイプなど、新形テレビの導入が進められる一方で、デジタル非対応の、これまで使い慣れてきた従来型テレビでもデジタル放送番組が見られたら、とのニーズも極めて大きい。アナログテレビの継続使用、廃棄抑制にも大きな効果をもたらす」と製品化理由を説明している。 □DXアンテナのホームページ ( 2008年5月19日 ) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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